2020年はコロナ禍によって中止となった、日本女子アマ。
2021年は開催にこぎつけました。
歴代の優勝者にはトッププロが並びます。
目前にはプロテストが迫ることもあり、見逃せない大会です。
大会概要
開催期間:2021/06/15~2021/06/18 予備日:2021/06/19
開催コース:大山ゴルフクラブ
主催:(公財)日本ゴルフ協会
競技規定: 競技規定PDFダウンロード、こちら。
プレーの条件:72Hストロークプレー
カットラウンド:第2ラウンド
上位カットライン:上位60位タイ
※大会は例年、ゴルフネットワークで放送されますが、JGAのYouTubeで一部が視聴できます。
大会初日
4日間競技の初日ですが、雷雲接近のため中断。サスペンディッドとなりました。
暫定ですが、沖学園中学3年生の、左奈々さんが67で首位に立っています。
暫定の上位陣。全体がこちら。
この大会、話題のアマチュアとしては、双子の岩井明愛、千怜姉妹と梶谷翼さんは欠場です。
それでも注目選手は多く、ナショナルチームメンバーの六車日那乃さんや、吉田優利さんの妹、吉田鈴さんが出場しています。
2日目は、初日の残りが7時スタート、セカンドラウンドは8時スタート予定です。
大会2日目
大会2日目は、第1ラウンドの残りに続き、第2ラウンドが行われました。
そして、高校1年生の手塚彩馨さんが、-9で単独首位となっています。
上位陣。全体がこちら。
ナショナルチームメンバーの六車日那乃、尾関彩美悠の両選手は通算3アンダーで13位です。
セカンドラウンドでカットがあり、通算2オーバーパーの49位タイ、61名が決勝ラウンド進出です。
大会3日目
大会3日目は、好調、手塚彩馨さんが1つ伸ばし、通算-10で首位を守っています。
手塚彩馨(てづかあやか)さんは、長野にある、佐久長聖高の1年生。
日本女子アマは2回目の出場です。
ナショナルチームの強豪をここまで抑えての首位です。
3日目終わりの上位陣。全体がこちら。
3日目までは、1日で67くらいが各選手のベストでしょうか?
アマチュアの試合なので、プラスマイナスが動く可能性もまだあります。
TOP10圏内の選手には、まだチャンスがあると思います。
そして、こういった争いもありました。
3日目を終わって、7位タイの、吉田鈴(よしだりん)さん。
どうしても10位以内に入りたい。
と言うのも、日本女子オープン、地区予選の出場権とのこと。
2か月前にエントリーしたものの、既に定員オーバーで予選出場権がありません。
この大会の10位以内に入れば、地区予選に出場できるので、頑張りたいところ。
ちなみに優勝選手は、予選免除で、日本女子オープンは本戦出場です。
大会最終日
大会最終日は、逆転優勝がありました。
優勝は尾関彩美悠
勝ったのは、ナショナルチームのメンバーでもある、尾関彩美悠(おぜきあみゆ)さんです。
最終日のスコアは-4の68。前日まで首位の手塚さんを1打差で逆転です。
「今回の大会で初めてナショナルチームのユニフォームを着ての試合で、それで自信を持ってプレーできたのが優勝に繋がったのかなと思います。この経験を活かしてこれからも将来の夢に向かって頑張りたいと思います」と喜んだ。
日本女子オープン予選会の出場権
また、日本女子オープン予選会の出場権がかかった10位以内。
念願かなって、吉田鈴さんは4位タイです。
予選会も通過して、是非、本戦出場も狙いたいですね。
日本女子オープン、最終予選会については、こちら。
2021/08/30~2021/08/31、カレドニアン・ゴルフクラブで行われます。
最終の上位陣。全体がこちら。
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