2021年のツアー出場選手に、新たな出場資格が出来そうです。
名前が長ったらしいのですが、「出場人数増枠予選会」があります。
この説明は後にして、まずは、日程と会場から。もう来週から始まります。
出場人数増枠予選会の日程と会場
房総カントリークラブ房総ゴルフ場 東コース (千葉県)
小野東洋ゴルフ倶楽部 (兵庫県)
有馬カンツリー倶楽部 (兵庫県)
出場人数増枠予選会とは?
それで、この「出場人数増枠予選会」とは何ぞやという話です。
ALBA記事の内容と私の理解で、話を進めます。
例えば、ある大会で、通常108名の枠が120名に広がったとします。
つまり、増枠は、12名。
通常の試合であると、出場権の優先順位は、シード、そして主催者推薦。
・・・推薦には選考会、いわゆるマンデートーナメントも含みます。
それ以外はQTランキング順ということですね。
概ねですが、QTランキング30位台であれば、ほぼ出場が出来ます。
もちろん出場辞退があれば、QTの順位が下りてきて出場が叶う形です。
今回の増枠予選会で言えば、上で書いた増枠分12名を、この予選会のランキングで決める。
つまり、従来はQTランキングで繰り上がっていた形式から少し変わることになります。
従来方式との相違点
従来のQT繰り上がり方式で良いんじゃないの?という意見もありそうです。
一方で、QTランキング下位の選手にとっては、チャンスが広がることになります。
昨日、ステップで初優勝を果たした小野祐夢さんの優勝インタビュー記事でもありました。
「来年もステップ中心になると思う。コロナ禍だから、この先どうなるかなんて、予想もできない。それだけに、どんな時でも1試合を大事にしたい。来週は、増枠予選会のファーストステージです。とにかく、精一杯やってくる」。
小野ちゃんのQTランキングは91位なので、推薦とかなければ、レギュラー出場は難しい。
2021年に、この増枠大会がどのくらい可能となるのかは、現時点で未知数です。
しかし、この方式で、QTランキング下位選手に、チャンスが広がるのは間違いありません。
JLPGAの該当ページはこちらです。
増枠予選会の戦いぶり
まずは、ファーストステージ、A地区とB地区に分かれ2日間の戦い。
A地区の結果がこちら、B地区がこちらです。
ファーストステージの結果を受け、96名がファイナルステージに進みました。
結果は、
あくまで、増枠分での予選会ですから、本当に上位でしか出場できません。
そうなると、5位までくらいは、ほぼ確実。
10位くらいで、その他選手のエントリー次第ということになるかと思います。
激戦ではありましたが、上位陣を見れば、なるほどの選手たちです。
全体の順位は、こちらになります。
結果を受けて
今回の増枠予選会というのは、あくまで変則的な措置だと思います。
しかしながら、これによって、レギュラーツアーへの道が開けた選手もいます。
未定ですが、2021年、この結果が反映される試合は10試合前後と思われます。
上位通過の選手には、健闘を祈りたいと思います。
また、この結果には関係なく、そもそものQT順位はあります。
レギュラーツアーの推薦、ウェイティングなどで、こちらも健闘を祈ります。
ほっとしたのか、腑抜けたのかボケーっとしてしまう
少し怪我をしているのでお休みして、また1から頑張りましょう— 植竹希望 (@nozomi_nonsuke) December 3, 2020
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