2020年度のJLPGAプロテスト合格者、22選手によって争われる加賀電子カップ2021。既にステップアップツアー優勝を飾っている選手や、来季レギュラーツアー参戦が決まっている選手も出場する、注目の試合です。
昨年大会の記事
2019年からプロテストの制度変更があり、現役高校生から受験可能でした。
そんな中で、初日の首位と2位が、山下美夢有、西郷真央と、現役高校生で合格した2選手。
最終的にはセキユウティンさんが見事な逆転でしたが、今年も高校生合格組からは目が離せません。
大会概要
大会名称:JLPGA新人戦 加賀電子カップ
開催コース:グレートアイランド倶楽部(6,625 Yards/Par 72)
開催期間:12月9日~12月10日
賞金総額:1,000万円
優勝賞金:180万円
出場人数:22人(予定)
主催:一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
特別協賛:加賀電子株式会社
放送予定
CS放送「スカイA」、ゴルフ専門サイト「スカイAゴルフLIVE」 ※生中継
12月9日(木)8:00~10:15、10:45~14:30(予定)
12月10日(金)8:00~10:15、10:45~15:00(予定)
出場選手
2021年に延期となった、2020年度プロテスト合格者が参戦します。
阿部未悠、岩井明愛、岩井千怜、植手桃子、上野菜々子、内田ことこ、奥山友梨、小倉彩愛、工藤優海、桑木志帆、後藤未有、佐久間朱莉、篠崎愛、橋添穂、浜崎未来、東風花、平井亜実、松本珠利、薮田梨花、山田彩歩、フォンスーミン、リ ハナ
ステップアップツアーの優勝者や、来年度レギュラーツアー出場権を確保している選手も複数いて、これからの女子ゴルフを見る上で、欠かせないメンバーです。
2021ステップアップツアー優勝選手
リハナ、フォンスーミン、岩井千怜、岩井明愛、後藤未有、佐久間朱莉
2022レギュラーツアー前半戦出場権確保選手
ステップアップツアー賞金ランキング1位:リハナ
ファイナルQT上位通過:12位:小倉彩愛、13位:桑木志帆、14位:佐久間朱莉、17位:後藤未有、23位:阿部未悠、26位:内田ことこ、30位:上野菜々子
初日のペアリング
新人戦は恒例ですが、プロテスト合格順のペアリングとなります。
ですから、トップ合格の佐久間朱莉さんが最終組ですね。
加賀電子カップ2021初日
初日の天候は晴れ。しかし、北風が強く決して簡単なコンディションではありませんでした。
そんな中、首位のスコアは-4、出したのは、佐久間朱莉さんと山田彩歩さんです。
佐久間朱莉さんはプロテストをトップ合格し、QTも上位通過で、来季はレギュラーツアーの参戦が決まっています。
いわば、優勝候補の本命なのですが、山田彩歩さんが丁寧なプレーで頑張りました。
(天候:晴れ 気温:12.5℃ 風速:4.5m/s)
《グリーン=スティンプ:11フィート コンパクション:22mm》
しかし、上位は実力者が揃う接戦なので、2日間のスプリントレース、優勝は分かりませんね。
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加賀電子カップ優勝は?
迎えた大会2日目、風は収まりましたがスコアが伸びず混戦になりました。
本命視されていた佐久間朱莉さんが伸ばせない展開となり、終盤までの混戦。
最終的には2人によるプレーオフ、2000年以来、21年振りです。
優勝は桑木志帆
2日目のリーディングを引っ張っていった桑木さん。
17番のダブルボギーで脱落かと思えば、18番のバーディーで追いつく。
内田ことこさんとのプレーオフを制し優勝となりました。
新人戦はふんだんにリーダーボードがありません。
良くも悪くも、持ち前のアグレッシブさで攻め切った桑木さんに勝利の女神がほほ笑みました。
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期待の93期生
優勝には届かなかったものの、桑木さんはじめ、多くの選手がQTを上位通過しています。
この試合で得た課題もあるでしょうし、オフの強化ポイントはあると思います。
是非ともレベルアップを果たし、来季のツアーを彩って欲しいものです。
(天候:晴れ 気温:11.4℃ 風速:2.9m/s)
《グリーン=スティンプ:11 1/3フィート コンパクション:22.5mm》
最終の結果はこちらです。
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