【まとめ版】佐久間朱莉が初優勝 京都レディース2021

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2020-21と統合された女子ゴルフシーズンもステップアップツアーは最終戦。プロテストの舞台ともなった城陽カントリーは硬く締まったグリーンに全選手が苦戦。アンダーパーがわずか2人という中、優勝は2020年度プロテストトップ合格の佐久間朱莉さんが飾りました。

大会概要

放送予定

CS放送「スカイA」、ゴルフ専門サイト「スカイAゴルフLIVE」※生中継
11月17日(水)8:00~11:15、12:30~16:30 (予定)
11月18日(木)8:00~11:15、12:30~16:30 (予定)
11月19日(金)8:00~11:00、12:00~16:00 (予定)

出場選手とペアリングと見どころ

初日のペアリングがこちら
見どころは、まず、この試合単独の優勝争いもさることながら、最終戦であることです。
ここで、ステップアップツアー、全てのスタッツが確定します。
特に重要となるのが、賞金ランキングで、1位と2位の選手には、来季レギュラーツアー前半戦の出場権が発生します。
これは、準シード権とも言えるもので、第1回リランキングまでの出場が確定。
もちろん、QTに行くことなく、ここが確保されるのは大変、大きなメリットです。
1位のリハナさんは確定していますが、2位は、小野祐夢さんを筆頭に可能性が残っています。

また、賞金ランキング10位以内に入っていれば、QTはファーストが免除でファイナルからです。
ファイナルまで進めば、下位でも、ステップアップツアーの出場権は、ほぼ確保されます。
そういった意味からも、重要性の高い試合です。

大会初日

元々が難しい城陽カントリーですが、特に今年のグリーンのコンディションはハンパ無いものでした。
スティンプで12フィート近く、そして、コンパンクションも約23ですから、これは止まりません。
初日を終え、アンダーパーが、わずか4人と厳しい戦いを予感させます。

大会2日目

大会2日目も、難しいコンディションとセッティングで、さらにアンダーパーが減りました。

注目すべきは、2020年度プロテストトップ合格の佐久間朱莉さんの上昇です。
あの静ヒルズを4日間-18という驚異のスコアを叩き出した新人。
注目せざるを得ないでしょう。カットラインは+9になりました。

大会最終日

大会最終日、グリーンのコンパンクションは、何と24まで硬くなりました。
これは、メジャーセッティング並みです。どの選手も苦労する設定になりました。

優勝は佐久間朱莉

このセッティングの中、優勝は佐久間朱莉さんでした。

最終日に-5と素晴らしいプレーをした西山ゆかりさんとのプレーオフ。
プレーオフ1ホール目で、バーディー奪取し、初優勝です。

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「同期がステップで次々と優勝し、焦る気持ちもありましたが、ジャンボさんの言葉を思い出し、自分の出来ることに集中しました。ステップ最終戦で優勝できて良かったです。いい報告が出来ます。来年はJLPGAツアーで、原英莉花さんと西郷真央さんと一緒に優勝争いをしたいです」と同門でもある先輩たちの背中を追う。

ステップアップツアー賞金ランキング確定

この最終戦をもって、ステップアップツアーの賞金ランキングが確定しました。

1位 リハナ ¥18,314,916
2位 小野祐夢 ¥14,717,047

2位までの2選手は、来季の第1回リランキングまでのレギュラーツアー出場権が与えられました。

 

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3位 石川怜奈 ¥12,344,750
4位 服部真夕 ¥11,756,142
5位 竹山佳林 ¥9,448,200
6位 山本景子 ¥7,965,750
7位 川満陽香理 ¥7,896,625
8位 岸部桃子 ¥7,846,800
9位 鈴木麻綾 ¥7,719,000
10位 フォンスーミン ¥7,334,000

3位から10位の選手には、QTのファースト免除の権利がありましたが、上記の各選手は、ステップアップツアーで優勝をしています。そのため、QTはファイナルからが確定していました。
ステップアップツアーの最終賞金ランキングはこちらです。

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