2022女子ゴルフ、ステップアップツアーも最終戦の京都レディースです。この最終戦が終わると、多くの選手は来季の出場権をかけたQTに挑みます。ファーストからなのか、ファイナルからになるのかは大きく違います。そのため賞金ランキング10位以内は重要な目標です。
昨年の優勝は、ルーキー佐久間朱莉さんでした。
更新記事ですので、目次からジャンプできます。
2022京都レディース大会概要
大会名称:京都レディースオープン
開催コース:城陽カントリー倶楽部 (6,419 Yards/Par 72)
開催期間:11月16日~11月18日
賞金総額:2,000万円
優勝賞金:360万円
出場人数:96人(予定)
決勝進出順位:2R終了時 50位タイまで (予定)
主催:一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
共催:京都レディースオープン実行委員会
大会URL:こちらです。
2022京都レディース放送予定
以下の通り、スカイAで中継されます。
11月16日(水)8:00~11:15、12:30~16:30 (LIVE)
11月17日(木)8:00~11:15、12:30~16:30 (LIVE)
11月18日(金)8:00~11:00、12:00~16:00 (LIVE)
解説:大江香織プロ
実況:福井治人(ABCテレビアナウンサー)
リポーター:小西綾子、和田奈美佳
※小西綾子さんは、2日目の実況を担当します。
2022京都レディース出場選手と見どころ
初日のペアリングが発表になっています。
最終戦ともあって、満身創痍の選手が多いのか欠場選手が目立ちます。
年間賞金ランキングも関連し、注目組は以下でしょうか?
8組 09:22 藤田かれん、@久世夏乃香、成田美寿々、吉本ここね
9組 09:33 宮田成華、@高木美咲、仁井優花、エイミー・コガ
10組 09:44 小野祐夢、@寺岡沙弥香、藪田梨花、蛭田みな美
11組 09:55 新垣比菜、フェービー・ヤオ、大林奈央、篠崎愛
12組 10:06 新海美優、西山ゆかり、脇元華、宮澤美咲
蛭田みな美さんは、今季ステップ初登場ですね。
逆に櫻井心那さんは、エリエールレディス出場のため、この試合は欠場です。
蛭田さんに限らずですが、先週の新海美優さんのように、優勝すれば、QTはファイナルから行けると同時に、少なくともステップアップツアーでの出場権は確保されます。
特にレギュラーツアーで経験豊富な選手の参戦も多く、一気に優勝といった可能性があります。
また、QTファイナルから出場できる年間賞金ランキング10位以内は激戦です。
順位 | 氏名 | 金額 | 優勝回数 | 試合数 |
1 | 櫻井 心那 | ¥25,114,100 | 5 | 16 |
2 | 宮澤 美咲 | ¥14,491,000 | 1 | 15 |
3 | 篠崎 愛 | ¥11,401,380 | 1 | 14 |
4 | 西山 ゆかり | ¥9,874,000 | 0 | 9 |
5 | 新海 美優 | ¥8,284,900 | 1 | 12 |
6 | 脇元 華 | ¥7,506,666 | 1 | 6 |
7 | 大林 奈央 | ¥7,434,000 | 1 | 13 |
8 | フェービー・ヤオ | ¥7,116,964 | 1 | 11 |
9 | 川﨑 春花 | ¥7,116,000 | 1 | 5 |
10 | 薮田 梨花 | ¥7,009,000 | 0 | 16 |
11 | 仁井 優花 | ¥6,286,566 | 0 | 14 |
12 | 丹 萌乃 | ¥6,185,333 | 0 | 16 |
13 | 宮田 成華 | ¥6,075,666 | 0 | 12 |
14 | 篠原 まりあ | ¥5,938,000 | 0 | 14 |
15 | 鈴木 麻綾 | ¥5,819,714 | 0 | 9 |
もちろん、一足飛びに優勝であれば嬉しいですし、QTに弾みがつきます。
また、各選手、ファーストQTから受験となっても、調子と試合勘は上げたいところです。
そして、2位以内であれば、来季前半戦、レギュラーツアーの出場権が確保されます。
1位の櫻井心那さんは、決定済。
2位の宮澤美咲さんも有力ですが、3位の篠崎愛さんも優勝し、宮澤さんの結果次第では、可能性が残っています。
2022京都レディース予選ラウンド
2日間の予選ラウンドが終了しました。
戦前の予想通り、難しいコースなので、耐えながら伸ばすことが必要な展開となっています。
実績ある選手が目立つ上位陣、全体がこちら。
POS | PLAYER | SCORE | TODAY | 1R | 2R | 3R | TOTAL |
1T | 新垣 比菜 | -6 | -5 | 71 | 67 | 138 | |
1T | 松田 鈴英 | -6 | -3 | 69 | 69 | 138 | |
3 | 青山 加織 | -5 | -3 | 70 | 69 | 139 | |
4T | 仁井 優花 | -3 | -3 | 72 | 69 | 141 | |
4T | 下川 めぐみ | -3 | -2 | 71 | 70 | 141 | |
4T | エイミー・コガ | -3 | 0 | 69 | 72 | 141 | |
7T | 武尾 咲希 | -2 | -5 | 75 | 67 | 142 | |
7T | 藤本 麻子 | -2 | 0 | 70 | 72 | 142 | |
7T | 大城 さつき | -2 | 0 | 70 | 72 | 142 | |
7T | 脇元 華 | -2 | 1 | 69 | 73 | 142 | |
7T | 宮澤 美咲 | -2 | 2 | 68 | 74 | 142 | |
12T | 山田 成美 | -1 | -3 | 74 | 69 | 143 | |
12T | 髙久 みなみ | -1 | -1 | 72 | 71 | 143 | |
12T | 川満 陽香理 | -1 | -1 | 72 | 71 | 143 | |
12T | 西山 ゆかり | -1 | -1 | 72 | 71 | 143 | |
12T | 篠崎 愛 | -1 | 0 | 71 | 72 | 143 |
新垣比菜、松田鈴英の両選手が2日目の終盤にそれぞれが4連続バーディー。
通算-6で並び、最終日に優勝を狙います。
両選手とも優勝となれば、QTの1次は免除され、ファイナルから進めますので、これはチャンスです。
また、年間賞金ランキング10位以内の激戦順位。
こちらは、10位の薮田莉花さんが何とか予選を突破し、賞金加算が確定。
そうなると11位の仁井優花さんの成績に注目が集まります。
10位以内を狙うには、5位以内の上位入賞が必要です。
2022京都レディース最終日
実績ある選手が上位陣に並んだ最終日。
しかし、序盤からスコアは動き、順位も変動しました。
新垣比菜 高校生以来のステップ優勝
そんな中、首位タイからスタートした新垣比菜さん。
出だしは連続ボギーと最悪でしたが、3番では起死回生のイーグル奪取。
中盤でボギーを叩くも、終盤でバーディーを取り返し、久しぶりの優勝です。
前回、新垣比菜さんが優勝したのは、高校生アマ時代。
2015年のラシンク・ニンジニア/RKBレディース以来です。
今季はレギュラーツアーで戦いながら苦戦の続いた、新垣比菜さん。
最終戦はステップとなりましたが、この優勝でQTは1次を免除。
ファイナルから行けることになりましたので、これは大きいです。
2022京都レディース最終成績
最終の上位陣、全体がこちら。
POS | PLAYER | SCORE | TODAY | 1R | 2R | 3R | TOTAL |
優勝 | 新垣 比菜 | -7 | -1 | 71 | 67 | 71 | 209 |
2T | 武尾 咲希 | -5 | -3 | 75 | 67 | 69 | 211 |
2T | 藤本 麻子 | -5 | -3 | 70 | 72 | 69 | 211 |
2T | 青山 加織 | -5 | 0 | 70 | 69 | 72 | 211 |
5 | 松田 鈴英 | -4 | 2 | 69 | 69 | 74 | 212 |
6T | 須江 唯加 | -3 | -4 | 71 | 74 | 68 | 213 |
6T | 川満 陽香理 | -3 | -2 | 72 | 71 | 70 | 213 |
8T | @寺岡 沙弥香 | -2 | -2 | 69 | 75 | 70 | 214 |
8T | 髙久 みなみ | -2 | -1 | 72 | 71 | 71 | 214 |
8T | 大城 さつき | -2 | 0 | 70 | 72 | 72 | 214 |
ローアマは、大阪学院高校卒、川﨑春花さんの1年先輩で、仁井優花さんの同級生。
日本女子アマ優勝の寺岡沙弥香さんが獲得しました。
先日のプロテストは最終で1打足りずに不合格となっています。
ステップアップツアー年間賞金ランキング
この試合をもって、ステップアップツアー年間賞金ランキングが確定しました。
まずは、2位以内。来季前半戦、レギュラーツアーの出場権。
順位 | 氏名 | 金額 | 優勝回数 | 試合数 |
1 | 櫻井 心那 | ¥25,114,100 | 5 | 16 |
2 | 宮澤 美咲 | ¥14,682,200 | 1 | 16 |
櫻井心那さんは、既に決まっていましたが、宮澤美咲さんも確定。
2選手は来季レギュラーツアー前半戦の出場権(第1回リランキングまで)を獲得です。
そして、3位から10位とステップ優勝の下記選手、QTの1次は免除となり、ファイナルから挑戦できる権利を確定しました。
尚、川﨑春花さんは既にレギュラーツアーの優勝もしており、来季レギュラーツアーのシード権も確定しています。※メジャー制覇のため3年シード獲得済。
順位 | 氏名 | 金額 | 優勝回数 | 試合数 |
3 | 篠崎 愛 | ¥11,575,380 | 1 | 15 |
4 | 西山 ゆかり | ¥10,036,000 | 0 | 10 |
5 | 新海 美優 | ¥8,422,900 | 1 | 13 |
6 | 脇元 華 | ¥7,697,866 | 1 | 7 |
7 | 大林 奈央 | ¥7,540,000 | 1 | 14 |
8 | フェービー・ヤオ | ¥7,398,964 | 1 | 12 |
9 | 川﨑 春花 | ¥7,116,000 | 1 | 5 |
10 | 薮田 梨花 | ¥7,088,000 | 0 | 17 |
18 | 平井 亜実 | ¥5,107,714 | 1 | 16 |
20 | O.サタヤ | ¥4,940,666 | 1 | 12 |
25 | 桑山 紗月 | ¥4,386,000 | 1 | 9 |
28 | 保坂 真由 | ¥4,128,000 | 1 | 13 |
29 | 新垣 比菜 | ¥3,700,000 | 1 | 2 |
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