【新垣比菜優勝】京都レディースオープン2022

2022女子ゴルフ、ステップアップツアーも最終戦の京都レディースです。この最終戦が終わると、多くの選手は来季の出場権をかけたQTに挑みます。ファーストからなのか、ファイナルからになるのかは大きく違います。そのため賞金ランキング10位以内は重要な目標です。

昨年の優勝は、ルーキー佐久間朱莉さんでした。

【まとめ版】佐久間朱莉が初優勝 京都レディース2021
2020-21と統合された女子ゴルフシーズンもステップアップツアーは最終戦。プロテストの舞台ともなった城陽カントリーは硬く締まったグリーンに全選手が苦戦。アンダーパーがわずか2人という中、優勝は2020年度プロテストトップ合格の佐久間朱莉さんが飾りました。

更新記事ですので、目次からジャンプできます。

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2022京都レディース大会概要

大会名称:京都レディースオープン
開催コース:城陽カントリー倶楽部 (6,419 Yards/Par 72)
開催期間:11月16日~11月18日
賞金総額:2,000万円
優勝賞金:360万円
出場人数:96人(予定)
決勝進出順位:2R終了時 50位タイまで (予定)
主催:一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
共催:京都レディースオープン実行委員会
大会URL:こちらです。

2022京都レディース放送予定

以下の通り、スカイAで中継されます。

11月16日(水)8:00~11:15、12:30~16:30 (LIVE)
11月17日(木)8:00~11:15、12:30~16:30 (LIVE)
11月18日(金)8:00~11:00、12:00~16:00 (LIVE)

解説:大江香織プロ
実況:福井治人(ABCテレビアナウンサー)
リポーター:小西綾子、和田奈美佳

※小西綾子さんは、2日目の実況を担当します。

2022京都レディース出場選手と見どころ

初日のペアリングが発表になっています。
最終戦ともあって、満身創痍の選手が多いのか欠場選手が目立ちます。

年間賞金ランキングも関連し、注目組は以下でしょうか?

7組 09:11 藤本麻子、丹萌乃、福田侑子、安田彩乃
8組 09:22 藤田かれん、@久世夏乃香、成田美寿々、吉本ここね
9組 09:33 宮田成華、@高木美咲、仁井優花、エイミー・コガ
10組 09:44 小野祐夢、@寺岡沙弥香、藪田梨花、蛭田みな美
11組 09:55 新垣比菜、フェービー・ヤオ、大林奈央、篠崎愛
12組 10:06 新海美優、西山ゆかり、脇元華、宮澤美咲

蛭田みな美さんは、今季ステップ初登場ですね。
逆に櫻井心那さんは、エリエールレディス出場のため、この試合は欠場です。

蛭田さんに限らずですが、先週の新海美優さんのように、優勝すれば、QTはファイナルから行けると同時に、少なくともステップアップツアーでの出場権は確保されます。
特にレギュラーツアーで経験豊富な選手の参戦も多く、一気に優勝といった可能性があります。
また、QTファイナルから出場できる年間賞金ランキング10位以内は激戦です。

順位氏名金額優勝回数試合数
1櫻井 心那¥25,114,100516
2宮澤 美咲¥14,491,000115
3篠崎 愛¥11,401,380114
4西山 ゆかり¥9,874,00009
5新海 美優¥8,284,900112
6脇元 華¥7,506,66616
7大林 奈央¥7,434,000113
8フェービー・ヤオ¥7,116,964111
9川﨑 春花¥7,116,00015
10薮田 梨花¥7,009,000016
11仁井 優花¥6,286,566014
12丹 萌乃¥6,185,333016
13宮田 成華¥6,075,666012
14篠原 まりあ¥5,938,000014
15鈴木 麻綾¥5,819,71409

もちろん、一足飛びに優勝であれば嬉しいですし、QTに弾みがつきます。
また、各選手、ファーストQTから受験となっても、調子と試合勘は上げたいところです。

そして、2位以内であれば、来季前半戦、レギュラーツアーの出場権が確保されます。
1位の櫻井心那さんは、決定済。
2位の宮澤美咲さんも有力ですが、3位の篠崎愛さんも優勝し、宮澤さんの結果次第では、可能性が残っています。

2022京都レディース予選ラウンド

2日間の予選ラウンドが終了しました。
戦前の予想通り、難しいコースなので、耐えながら伸ばすことが必要な展開となっています。
実績ある選手が目立つ上位陣、全体がこちら

POSPLAYERSCORETODAY1R2R3RTOTAL
1T新垣 比菜-6-57167138
1T松田 鈴英-6-36969138
3青山 加織-5-37069139
4T仁井 優花-3-37269141
4T下川 めぐみ-3-27170141
4Tエイミー・コガ-306972141
7T武尾 咲希-2-57567142
7T藤本 麻子-207072142
7T大城 さつき-207072142
7T脇元 華-216973142
7T宮澤 美咲-226874142
12T山田 成美-1-37469143
12T髙久 みなみ-1-17271143
12T川満 陽香理-1-17271143
12T西山 ゆかり-1-17271143
12T篠崎 愛-107172143

新垣比菜、松田鈴英の両選手が2日目の終盤にそれぞれが4連続バーディー。
通算-6で並び、最終日に優勝を狙います。
両選手とも優勝となれば、QTの1次は免除され、ファイナルから進めますので、これはチャンスです。

また、年間賞金ランキング10位以内の激戦順位。
こちらは、10位の薮田莉花さんが何とか予選を突破し、賞金加算が確定。
そうなると11位の仁井優花さんの成績に注目が集まります。
10位以内を狙うには、5位以内の上位入賞が必要です。

2022京都レディース最終日

実績ある選手が上位陣に並んだ最終日。
しかし、序盤からスコアは動き、順位も変動しました。

新垣比菜 高校生以来のステップ優勝

そんな中、首位タイからスタートした新垣比菜さん。
出だしは連続ボギーと最悪でしたが、3番では起死回生のイーグル奪取。
中盤でボギーを叩くも、終盤でバーディーを取り返し、久しぶりの優勝です。
前回、新垣比菜さんが優勝したのは、高校生アマ時代。
2015年のラシンク・ニンジニア/RKBレディース以来です。

史上3人目の快挙達成! アマチュアの新垣比菜がステップ・アップ・ツアー初出場初優勝!|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式サイトです。

今季はレギュラーツアーで戦いながら苦戦の続いた、新垣比菜さん。
最終戦はステップとなりましたが、この優勝でQTは1次を免除。
ファイナルから行けることになりましたので、これは大きいです。

2022京都レディース最終成績

最終の上位陣、全体がこちら

POSPLAYERSCORETODAY1R2R3RTOTAL
優勝新垣 比菜-7-1716771209
2T武尾 咲希-5-3756769211
2T藤本 麻子-5-3707269211
2T青山 加織-50706972211
5松田 鈴英-42696974212
6T須江 唯加-3-4717468213
6T川満 陽香理-3-2727170213
8T@寺岡 沙弥香-2-2697570214
8T髙久 みなみ-2-1727171214
8T大城 さつき-20707272214

ローアマは、大阪学院高校卒、川﨑春花さんの1年先輩で、仁井優花さんの同級生。
日本女子アマ優勝の寺岡沙弥香さんが獲得しました。
先日のプロテストは最終で1打足りずに不合格となっています。

ステップアップツアー年間賞金ランキング

この試合をもって、ステップアップツアー年間賞金ランキングが確定しました。
まずは、2位以内。来季前半戦、レギュラーツアーの出場権。

順位氏名金額優勝回数試合数
1櫻井 心那¥25,114,100516
2宮澤 美咲¥14,682,200116

櫻井心那さんは、既に決まっていましたが、宮澤美咲さんも確定。
2選手は来季レギュラーツアー前半戦の出場権(第1回リランキングまで)を獲得です。

そして、3位から10位とステップ優勝の下記選手、QTの1次は免除となり、ファイナルから挑戦できる権利を確定しました。

尚、川﨑春花さんは既にレギュラーツアーの優勝もしており、来季レギュラーツアーのシード権も確定しています。※メジャー制覇のため3年シード獲得済。

順位氏名金額優勝回数試合数
3篠崎 愛¥11,575,380115
4西山 ゆかり¥10,036,000010
5新海 美優¥8,422,900113
6脇元 華¥7,697,86617
7大林 奈央¥7,540,000114
8フェービー・ヤオ¥7,398,964112
9川﨑 春花¥7,116,00015
10薮田 梨花¥7,088,000017
18平井 亜実¥5,107,714116
20O.サタヤ¥4,940,666112
25桑山 紗月¥4,386,00019
28保坂 真由¥4,128,000113
29新垣 比菜¥3,700,00012

ステップアップツアー年間賞金ランキング一覧

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