桑山紗月が電撃優勝 2022九州みらい建設グループレディース

2022年のステップ第4戦は、九州みらい建設グループレディース。
恒例の武雄カントリークラブで開催されました。
2年後の国体を控え、今年はグリーンの改修やサブグリーン使用など、例年とは少し違ったセッティングです。

昨年の優勝は、川満陽香理さん。
この優勝をステップに全米女子オープンの日本予選会を突破。
本戦まで進みました。

川満陽香理 完全優勝 九州みらい建設グループレディース2021
2021年九州みらい建設グループレディースは、川満陽香理さんが初日から首位に立ち、完全優勝で幕を閉じました。いつも優勝争いをしながら届かなかったという印象ですが、この試合はひと味違う強さを見せてくれました。 

2022九州みらい建設グループレディース大会概要

大会名称:九州みらい建設グループレディース窓乃梅カップ
開催コース:武雄ゴルフ倶楽部 (6,370 Yards/Par 72)
開催期間:4月21日~4月23日
賞金総額:2,000万円
優勝賞金:360万円
出場人数:120人
決勝進出順位:2R終了時 60位タイまで
主催:一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
共催:株式会社九州みらい建設グループ、興和日東株式会社、株式会社武雄ゴルフ倶楽部

2022九州みらい建設グループレディース放送予定

【CS放送】
■スカイA
4月21日(木)8:00~11:15/12:30~16:30(LIVE)
4月22日(金)8:00~11:15/12:30~16:30(LIVE)
4月23日(土)8:00~11:00/12:00~16:00(LIVE)

2022九州みらい建設グループレディース大会初日

大会初日は、本降りの雨。
どの選手もスコアメイクに苦しむ中、青山加織さんが素晴らしいプレーをしました。

あの悪天候の中、5バーディー、ノーボギーは完ぺきに近い内容だったと思います。
ベテランと新人が混在した、面白くなりそうな上位陣です。

2022九州みらい建設グループレディース大会2日目

大会初日は雨で気温も低く、コンディションは厳しかったです。
2日目は朝方の濃霧でスタートが1時間遅れたものの絶好のゴルフ日和。
スコアは伸びると思いきや、意外と各選手が苦戦しました。

ベテラン勢が、割と多めな印象の上位陣。
しかし、スコアの差は、上位陣で少ないです。
初日、2日目と見る限り、最終日の予想もつかない展開です。

2022九州みらい建設グループレディース大会最終日

大会最終日は午後から雨予報。
天気予報は悪い方に動き、朝から雨、そして気温も低い1日となりました。

そんな中ですが、各選手とも、序盤からスコアを伸ばす展開。
一気に混戦模様となり、中盤までは、武尾咲希さんが主導権を握りました。
このまま行くかと思いきや、下から凄い勢いで伸ばす選手が出ました。

94期生ルーキーの桑山紗月が大逆転優勝

首位とは4打差からスタートした桑山紗月さんが、この日は会心のプレー。
6バーディー、ノーボギーで一気にリーダーボードを駆け上がりました。
最終組から3つ前ということも功を奏したかもしれません。
見事な逆転優勝を飾りました。

アマチュア時代はもちろん、プロテスト合格後も目立った成績は出ていなかった桑山さん。
見事な逆転優勝です。

インタビューにも不慣れながら、いかにも素直そうな印象です。

ルーキー桑山紗月-大逆転V|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式サイトです。

健闘したルーキー勢

今回は優勝に届かなかったものの、ルーキー勢が上位にも来ました。
3位タイに、仁井優花、櫻井心那、宮澤美咲の94期生3人。
個人的に期待した、山田彩歩さんも8位タイに入りました。

ローアマは、清本美波

推薦で出場した、清本美波さんが、14位と健闘し、ローアマ獲得です。


清本さんは高校2年生。
この年代は、プロのツアーでも上位にくるレベルが複数います。
2023年のプロテストは激戦になりそうです。

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