日本女子アマ優勝の実績を引っ提げてプロ入りした西郷真央さん。
期待の女子プロゴルファーですが、そのクラブセッティングの変遷です。
更新記事ですので、最新は目次からジャンプしてください。
2020年開幕を迎える、西郷真央のクラブセッティング
2020シーズン開幕前、西郷真央さんがミズノとクラブ及びアンバサダー契約をした記事を書きました。
追報ではないですけど、クラブセッティングを書いておきます。
元々、お父さんがミズノユーザーだったこともあって、真央さんもミズノ一筋ですね。
そもそもは、「マークがかっこいい」って、いかにも純粋な理由ですけど。
さて、プロとしてのクラブセッティングはこうなりました。
見事に、「オールミズノ」です。
【発表された西郷真央のクラブセッティング】※2月17日現在
1W:ST200X(ロフト角10.5度)
3W:ST200TS(同15度)※海外モデル
5W:ST200(同18度)※海外モデル
7W:ST200X(同21度)
4U:ミズノプロ(同22度)
5~PW:ミズノプロ719
50、57度:ミズノプロS18
この中で注目すべきは、ドライバーとフェアウェイウッドです。
このST200シリーズは、2020シーズンから投入された、世界戦略モデルです。
ST200ドライバーには、2つのタイプがあって、ST200とST200X。
西郷さんは、ST200Xの方を選びました。プロとしては少数派かもしれません。
このST200シリーズですが、実は私、ちょっと広く売れるか注目しているのです。
と言うのも、2020シーズン開幕前時点のドライバーで話題の新製品は2つ。
キャロウェイのマーベリックとテーラーメイドのSIMと言って良いかと思います。
それから、女子プロゴルフファンは結構、PINGを買っているゴルファーも多い。
ですから、西郷さんはじめ契約プロの活躍も、販売面で影響出るかもしれません。
さて、西郷さんのセッティング、フェアウェイウッドもこだわりがあります。
3番と5番は、敢えて海外モデルです。
理由が良いですね~。ミズノの担当者曰く、
こちらには海外モデルを投入する。それぞれ『ST200TS』、『ST200』というモデルで、日本では未発売のもの。ミズノの担当者が「日本で販売されるものだと易し過ぎたみたいで、難しいものを選びました」と話すクラブが西郷の手になじんだようだ。
自分でも、それなりの腕前でゴルフをすると思うのですが、
「易し過ぎる」なんて、言ったことないし、言ってみたいものです。(^▽^;)
それと、ユーティリティーは4U一本で、その上が7番ウッドですね。
最近はユーティリティー2本派が多いと思うので、西郷さんはFWウッドの方が合うのかも。
アイアンは5番からで、ウェッジは、50度、57度の2本です。
ふと思ったのですが、私自身のクラブセッティング構成とちょっと似ている。
メーカーは違えども、私はウッドが1、3、5、7、と4本。
ユーティリティーが5Uを入れたり、そうでないときは4番アイアン。
このユーティリティーを入れないときは、ウェッジを50度、56度、60度と入れてます。
2021年 初戦のクラブセッティング
ダイキンオーキッドレディスでの使用クラブセッティングは以下の通りです。
プロ2年目となる西郷真央はこれまで50度と57度の2本体制だったウェッジを50度、54度、58度の3本体制に変更した。
ドライバー:ST200X (10.5度)
シャフト:藤倉コンポジットVENTUS BLUE(5S、45.5インチ)
フェアウェイウッド:ST200X(7番21度)
アイアン:JPX921 FORGED(6番~PW)
ウェッジ:ミズノプロS18(50、54、58度)
参考記事
2022年 ダイキンオーキッドレディス優勝時のクラブセッティング
2020-21シーズンは、優勝こそならなかったものの、見事な活躍を見せた西郷真央さん。
トップ10入り回数は1位ですし、2位の試合も7回ありました。
また、連続アンダーパー試合数も歴代1位を更新中です。
そんな西郷真央さんは、2022開幕戦、ダイキンオーキッドレディスでツアー初優勝。
初優勝時のクラブセッティングです。
<最終日に使用したクラブセッティング>
ドライバー:ミズノ ST-X 220(10.5度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLUE(硬さ5-S、45.75インチ)
フェアウェイウッド:ピン G425 MAX(3番14.5度、5番17.5度)
ユーティリティ:ピン G425 ハイブリッド(4番22度、5番26度)
アイアン:ミズノ JPX921 FORGED(6番~PW)ウェッジ:ミズノプロ S18 ウェッジ(50度、54度、58度)
パター:オデッセイ ホワイトホットOG ロッシー
ボール:ブリヂストン ツアーB XS
参考記事
JLPGAツアー開幕戦「第35回ダイキンオーキッドレディス」にて、ミズノブランドアンバサダーの西郷真央プロが優勝!
3/11発売予定のST-X 220ドライバーを使用して待望の初優勝です!
西郷プロ使用クラブ
ドライバー ⇨ ST-X 220
6I~PW ⇨ JPX 921 FORGED
ウエッジ(50°,54°,58°) ⇨ Mizuno Pro S18 pic.twitter.com/X9aFK65JXV— Mizuno Golf Japan (@MIZUNO_GOLF) March 6, 2022
2023年 HSBC女子世界選手権でのクラブセッティング
2023年の初戦。西郷真央さんは初優勝を飾ったダイキンオーキッドレディスではなく、推薦をもらった、HSBC女子世界選手権を選びました。
初優勝を飾った試合に敢えて出場せず、海外からの試合を選んだことに、並々ならぬ決意を感じることができます。
契約フリーとなったクラブセッティングです。
ドライバー:キャロウェイ パラダイム トリプルダイヤモンド(10.5度)
シャフト:UST マミヤ The ATTAS V2(重さ50g台、硬さS、長さ45インチ)
フェアウェイウッド:ピン G425 MAX(3番14.5度、5番17.5度)
ユーティリティ:ピン G425 ハイブリッド(4番22度、5番26度)
アイアン:ミズノ JPX 923 FORGED(6番-PW)
ウェッジ:ミズノプロ S18(50、54、58度)
パター:オデッセイ ホワイト・ホット OG ROSSIE
ボール:ブリヂストン ツアーB XS
参考記事
昨年後半はドライバーに迷いが生じ、いくつかのモデルを試しましたが、最終戦での結果は、屈辱的なものでした。
心機一転で臨む2023年、ドライバーはキャロウェイ話題の新作、パラダイムを選びました。
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