最後の最後まで接戦となった、山陽新聞レディースカップ。
タイトルに(*´Д`*)がついたのは、私の気持ちです。
まずは、最終結果を見てみます。上位陣。全体がこちら。
ツアールーキーの石川怜奈さんが、逆転で優勝となりました。もちろん初優勝です。
応援していた小川陽子さんは、1打足りず2位に終わりました。
しかし、本当に最後まで優勝はわからない展開だったのです。
最終日、石川さんのホールバイホール。
一方で、小川さんのホールバイホール。
ご覧の通り、石川さんが序盤からバーディーを奪取して単独首位に立った。
それまで首位を保ってきた小川さんは、一転、追う展開となったのです。
追うと言っても、実は、ショットは2日目までと同じように、抜群に切れていた。
バーディーチャンスの連続だったのです、ただし、パッティングが決まらなかった。
そして、以下の選手も含めて混戦だったのですが、15番で変わった。
石川、小川両選手ともバーディーを取って抜け出し、マッチレースに。
この時点で、2人は2打差。そして小川陽子さんは16番、渾身のバーディーで1打差。
さぁ、いよいよ残り2ホール。
17番お互いにナイスショットでしたが、パッティングを決めきれずパー。
そしていよいよ、名物18番ホールを迎えます。
ティーイングエリアは恒例で前、そしてピンポジションも右手前。
飛距離では勝る小川さんですから、イーグルもありえる。全くわからない。
ティーショットで石川さんはスプーンを選択。セカンドは左のバンカーに入れてしまう。
一方で小川さんはFWからセカンドを渾身で振り抜き、2オンでイーグルチャンス。
もはや、ここまできても優勝の行方は全くわからない。
石川選手はサードショットをバンカーから打って、5mに3オン。
一方で小川さんは16mのイーグルパットを打ち切れず、こちらは2m。
先に打った石川さんのバーディーパットは決まらずパー。
全ては、小川さんのバーディーパットにかかります。
入れればバーディーでプレーオフ。そして運命のバーディーパットは・・・。
慎重に狙いましたが、カップに蹴られてパー。
本当に、あと少し届かず、石川選手の優勝で決まったのです。
石川さんは、岡山作陽高校出身。渋野日向子さんの1年後輩。
アメリカで戦っているしぶこさんから激励もありました。
一方で小川さんも、3日間連続でアンダーパーだったのす。
加えて、ステップでは4戦連続のTOP10フィニッシュをした唯一の選手です。
戦いを終えて、どんな気持ちだったのか。
小川 陽子(2位:-11)
「ショット、パッティングともにしっかり打てたと思います。18番のファーストパットは読みが甘かった。もっとしっかり打たなければダメでしたね。最終日の18ホールはいい精神状態でプレーできた。来週のスタンレーレディスゴルフトーナメントの主催者推薦選考会でもベストをつくして本戦に出場したい」
口惜しいという気持ちもあるでしょう。
しかし、手ごたえを感じ、次を向いているように思います。
自粛期間中には6万発を打ちこんで、ショットを強化した。
その練習を活かして、これからの戦いに臨んで欲しいと思います。
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