上達志向が強ければ、スコアアップはしたいものです。
もちろんスコアは数値で出るのですが、それはあくまで結果です。
スコアを作るのは1打、1打の積み重ね。
そのためには、スコアにこだわるよりも、今、課題としているスイングやポイントにフォーカスする方が近道です。
今の自分にとっての課題は?
このブログでは、「記録すること」の重要性を繰り返し書いています。
ゴルフは基本、程度の差はあれ、ミスショットの連続で成り立っているゲームです。
ですから、常にナイスショットを繰り返す必要性は全く無いと思います。
では、なぜ、記録を取るのか?
理由は、ミスショットがどういった状況で、どの程度のミスが出たのかを把握するためにあります。
それは、ドライバーの曲がりかもしれませんし、パッティングラインの読みかもしれません。
本当に人それぞれなので、それによって、クリアする課題を明確にすることが必要になります。
そこで初めて、「自分にとって必要な課題」が明確になると思います。
スコアにこだわらないことの大切さ
「ミスをしないぞ!」と意気込んで、ミスが出ないなら、ゴルフは簡単です。
ミスは出るのですから、それは、許容しなければなりません。
大切なのは、同じミスを毎回繰り返してしまわないことです。
そのためにも、「ここでパーを取ったら、ベストだ!」とか、
「あと3ホールは、1オーバーで行こう」という目標設定は、効果的とは思えないです。
技術的な課題は全てクリア出来ていて、課題がメンタルだけという場合は別です。
しかし、プロでも、そのレベルは多くない、非常に難しいのです。
スコアにこだわる前に課題を明確にしよう
1打に集中と言っても、全てのショットやパッティングに集中はできません。
となると、課題を明確にしたら、それだけは意識して、忠実にクリアすることが必要です。
例えば、グリーン周り50ヤード以内で、ミスが多いとしましょう。
ダフリもトップも出るというのであれば、スイングを見直すことが大切。
基本的な打ち方を、もう一度、おさらいして次のラウンドに臨みたいです。
3パットが多いということであれば、その理由を知ることが大切。
ラインの読みが違うのか、タッチが合わないのか。
パッティングであれば、練習グリーンで、色々なラインから転がすことで、かなり改善できます。
練習ですから、これは、ラウンド前でなく、ラウンド後に行うのが大切。
ラウンド前に転がすのは、調整であって、練習ではありません。
どちらにしても、全てのショットが上手くいくことはありません。
自分も、上手くいかないことを前提で考えます。
チェックポイントがクリアできたら自信にしよう!
課題を明確にしてラウンドする、それが成功したら、そのラウンドはOKです。
これは、スコアがいくつであってもです。
なぜ、OKなのかと言えば、自分が立てた目標をクリアできたからです。
3パットが課題であった人が、3パットがなかったとしたら、相当の進歩です。
もちろん、その他のショットでミスが出て、スコアは満足できないかもしれません。
しかし、次の課題が明確になれば、それをクリアすることで進歩は出来ます。
少なくとも、漫然と3パットしてしまう自分は、もういないはずです。
実際のラウンドで注意すべきポイントは?
実際のラウンドで修正できるポイントと言うのは、限られます。
強いて挙げるとすると、2点です。
2:リズム、バランス、タイミング
この2点だけは、上級になっても必ずチェックすべき項目です。
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