2019年、日本のみならず、世界中のゴルフ界に衝撃を与えたと言って良いでしょう。
20歳のツアールーキーが、初の海外試合、それもメジャーで初優勝を飾ったのですから。
渋野日向子さんは全英女子オープンでの優勝。実に日本人としてのメジャー優勝は、樋口久子さん以来、42年ぶり2人目の偉業となりました。
Hinako Shibuno wins the AIG Women's British Open 2019!! #AIGWBO pic.twitter.com/pwdLWdPoqV
— AIG Women’s Open (@AIGWomensOpen) August 4, 2019
そんな渋野日向子さんのクラブセッティングを、日を追って順に見ていきます。
最新の情報は、見出しからジャンプできます。
- 初優勝 サロンパスカップ時のクラブセッティング
- 国内ツアー2勝目 未発表シャフト装着で勝利
- 渋野日向子 使用クラブの変遷
- 2020年 開幕時のクラブセッティング
- 2020年 全米女子オープンでのクラブセッティング
- 2021年 ダイキンオーキッドレディスでのクラブセッティング
- 2021年 スタンレーレディス優勝時のクラブセッティング
- 2022年 HSBC女子世界選手権でのクラブセッティング
- 2022年 AIG全英女子オープンでのクラブセッティング
- 2022年 Danaオープンでi230アイアン投入
- 2023年 ホンダLPGAタイランドでのクラブセッティング
- 2023年 ブリヂストンレディスでのクラブセッティング
- 2023年 全米女子プロでのクラブセッティング
初優勝 サロンパスカップ時のクラブセッティング
渋野日向子さんのクラブ契約はピンなのですが、2019年はピンとキャロウェイの契約プロが大変強く勝っている傾向がありました。
渋野日向子さん、サロンパスカップ優勝時のクラブセッティングは、この通りとなっています。
ドライバー:ピン G410 プラス ドライバー(10.5度)
シャフト:藤倉コンポジット スピーダー エボリューション 5(44.75インチ、硬さSR)
フェアウェイウッド:
ピン G410 フェアウェイウッド LST(3番14.5度)、
ピン G410 フェアウェイウッド(5番17.5度)
ユーティリティ:ピン G410 ハイブリッド(3番19度、4番22度)
アイアン:ピン i210 アイアン(5番~PW)
パター:ピン シグマ2 アンサー パター
ボール:タイトリスト プロ V1 ボール
ウッド系はピンの最新系と言っても良いかと思います。G410シリーズ。
一方で、アイアンはi20なので、これは昨シーズンから引き続きということです。
ウェッジまで、ピンというのは、珍しいように思います。
それと特徴的なのですが、渋野さんのスイングにも関係することで、ハンドダウンですよね。
これが、普通のライ角だと、つかまりすぎてしまうわけです。
ですから、ライ角をフラットに調整している、彼女独自のセッティングだと思います。
国内ツアー2勝目 未発表シャフト装着で勝利
渋野日向子さん、資生堂アネッサレディスでは、早くもツアー2勝目を逆転優勝で飾ります。
クラブセッティングはサロンパスカップでの初優勝時から、ほぼ変わっていないです。
ただし、今回はシャフトが変更になったようで、これが、マッチしたようです。
先週のアース・モンダミンカップから、ドライバーのシャフトが変更になっています。
新しいシャフトは、フジクラコンポジット『Speeder569 EVOLUTION VI』。
テレビ中継での弾道トレーサーで見ても、渋野日向子さんのティーショットは真っすぐに飛んでいきます。
実際に私は、ニチレイレディスで現地観戦したのですが、その球筋に驚嘆しました。
さて、このシャフトではツアー2試合目となるのですが、相性はとても良いようです。
渋野日向子さん、ドライビングディスタンスのスタッツは現時点でツアー15位です。
しかし、資生堂アネッサレディスでは、7位と飛んでいました。
これは、自信を持って、振り切れている証拠と言って良いと思います。
気になるこのモデル、現時点ではツアー仕様ですが、まもなく一般に発売されると予想します。
私はウッド系のシャフトが、全て、フジクラのspeederなので、とても気になるところです。
資生堂アネッサレディスでの、クラブセッティングです。
ドライバー:ピン G410 プラス ドライバー(10.5度)
シャフト:フジクラコンポジット Speeder569 EVOLUTION VI
フェアウェイウッド:
ピン G410 フェアウェイウッド LST(3番14.5度)、
ピン G410 フェアウェイウッド(5番17.5度)
ユーティリティ:ピン G410 ハイブリッド(3番19度、4番22度)
アイアン:ピン i210 アイアン(5番~PW)
ウェッジ:ピン グライド フォージド(52度、58度)
パター:ピン シグマ2 アンサー パター
ボール:タイトリスト プロ V1 ボール
大逆転勝利を決めたこの試合ですが、見どころの1つが15番ホールでした。
15mはあろうかというロングパットを決めた。でもこの時点で首位とは3打差。
しかし、「やったー」のガッツポーズは出ますよね、嬉しいですから。良いと思います。そして難関17番でのバーディー、これも驚異でした。
渋野日向子さんらしい、印象的なインタビュー部分を引用します。出典元はALBA。
―18番は緊張しましたか?
緊張はなかったですけど、たくさん応援してくださっているなと思い、にやけが止まらなかったです。バーディパットも狙っていましたし、ショートでしたけど、OKパーぐらいに寄せれたので良かったです。
緊張よりも応援の声で、にやけてしまった。(笑)
このあたりは、渋野日向子さんの大物ぶりを物語っていると思います。
渋野日向子 使用クラブの変遷
今ではピン契約プロの顔となっている、渋野日向子さんですが、その変遷が興味深いです。
全英女子オープンに勝利し、日本人史上2人目の海外メジャー制覇を成し遂げた渋野日向子。そんな渋野の使用クラブはすべてピン。お下がりの14本でゴルフを覚えたジュニア時代から現在に至るクラブ変遷の過程は、彼女を見守る周囲の大人たちとの温かいやり取りの歴史だった。https://t.co/Clf74hsjqV
— みんなのゴルフダイジェスト (@minnagolfdigest) September 16, 2019
最初は一般的に、お父さんのおさがり。これも一般的なゼクシオセット、スチールアイアン。
小学生のころですから、普通のジュニアゴルファーにあるクラブだと思います。
そして、岡山県ジュニアを制したときくらいから、クラブを変えていきます。
中学2年生のとき、ドライバーをヨネックスのEゾーンに変更。しかも当時のヘッドスピードは46m/s!
Eゾーンというドライバーは特徴があります。何かと言えば、体力のある人には相性が良く、私も体育会系出身の後輩たちに、すすめた記憶があります。
中学生で、岡山県ジュニア3連覇したときは、ピンではなかったということです。
そんな渋野日向子さんですが、高校1年生になったとき、ついにピンとの出会いがやってきます。
既にソフトボールや野球はやめていましたので、ゴルフを本流に作陽高校へ進学したころです。
そのとき、フィッターからすすめがあり、ピンのドライバーに変更しました。
最初のピンのドライバーはG30に純正のSシャフト。
そして、ほどなく、フェアウェイウッドやユーティリティもピンに変更します。
さて、1点だけ。しぶこさん今でも使用のアイアンはピンのi210
いわゆる、バリバリのツアープロじゃなきゃ使えないってアイアンではないです。
中級者以上の男性でも十分に使える。顔も良いと個人的には思います。
顔という面からは、本当はプロ好みの“S55”を選んだようですが、実利でi210を選択。
その理由も納得できます。岡山県ジュニア優勝者は、山陽新聞レディスに出場権利があります。
そこで、「上げて止めなければ、プロセッティングで戦えない」と実感したのだと思います。
シャフトは昨シーズンからMCIの80Rを使用しています。
クラブに任せるところは任せてという考え方。アマチュアにも参考となります。
2020年 開幕時のクラブセッティング
2020年開幕時の見出しを付けましたが、コロナウイルスの影響がありました。
そのため、開幕は6月のアースモンダミンカップ。ここでのクラブセッティングです。
ドライバー ピン G410 PLUS 10.5度
シャフト:フジクラ VENTUS 5S 59g
フェアウェイウッド:
ピン G410 フェアウェイウッド LST(3番14.5度)、
ピン G410 フェアウェイウッド(5番17.5度)
シャフト:フジクラ VENTUS 5S
ユーティリティ:ピン G410 ハイブリッド(4番22度、5番25度)
シャフト:フジクラ TRHYBRID75 S
アイアン:ピン i210 アイアン(5番~PW)
シャフト:フジクラ MCI 80 S
ウェッジ:ピン グライド フォージド(52度、58度)
シャフト:フジクラ MCI MILD 105
2019年使用のものと、大きな変化はありません。
変わったのが、ウッド系のシャフトですね。
Speeder569 EVOLUTION VIから、フジクラ VENTUS 5Sへと変更です。
これは、昨年、PGAツアーから支給開始となったモデルで、渋野日向子さんとスイングが似ていると言われている、飛ばし屋ダスティン・ジョンソンやリッキー・ファウラーが即投入しています。
シャフトの特性としては、以前のスピーダーは中調子のものでしたが、今回は中元調子。
しなりという意味では少ない、しっかりとしたモデルです。
これを打ちこなすには、当然、体力や筋力のアップが必要。
逆に言えば、それだけのトレーニングをしていたわけです。
開幕前なので、これからも若干の変更はあるかもしれません。
注目したいところです。
ドライバーにG425を投入
2020年、三菱電機レディスから変更がありました。
まずはドライバーが、新モデルのG425MAXになりました。
また、3番ウッドもG425MAX。22度、26度のユーティリティもG425に変更です。
2020年 全米女子オープンでのクラブセッティング
2020三菱電機レディスでのセッティングが基本となっています。
ドライバー ピン G425MAX 10.5度
シャフト:フジクラ VENTUS 5S 59g
フェアウェイウッド:
ピン G425 フェアウェイウッド LST(3番14.5度)、
ピン G410 フェアウェイウッド(5番17.5度)
シャフト:フジクラ VENTUS 5S
ユーティリティ:ピン G425 ハイブリッド(4番22度、5番26度)
シャフト:フジクラ TRHYBRID75 S
アイアン:ピン i210 アイアン(5番~PW)
シャフト:フジクラ MCI 80 S
ウェッジ:ピン グライド フォージド(52度、58度)
シャフト:フジクラ MCI MILD 105
2021年 ダイキンオーキッドレディスでのクラブセッティング
【渋野日向子の開幕セッティング(予定)】
ドライバー:PING G410 PLUS (10.5°、VENTUS 5、44.75インチ)
フェアウェイウッド:PING G425 MAX(3番、5番)
ユーティリティ:PING G425(26度)
6番アイアン:PING G425
その他アイアン7番~9番:PING i210
ウェッジ:PING GLIDE 3.0(48°、52°、55°、58°)
パター:PING SIGMA 2 ANSER
ドライバーですが、使い慣れた、G410 PLUSに戻っていますね。
そして、えっ!?と思うのが、6番アイアンが違うモデルで2本です。
4番ユーティリティーを抜いてまでのセッティングです。
また、ウェッジは4本と刻んでいます。
参考記事
2021年 スタンレーレディス優勝時のクラブセッティング
2021年、スタンレーレディス。1年11ケ月振り優勝のクラブセッティングです。
ドライバー:ピン G410 PLUS(9度)
シャフト:藤倉コンポジット スピーダー NX 50(硬さS、44.75インチ)
フェアウェイウッド:ピン G425 MAX(3番15度、7番20.5度)
ユーティリティ:ピン G425 ハイブリッド(5番26度、6番30度)
アイアン:ピンi210(6番~9番)
ウェッジ:ピン GLIDE 3.0(46度、52度、54度、58度)
パター:ピン シグマ2 アンサー
ボール:タイトリスト プロ V1 ボール
変わった点はと言えば、まず、ドライバーのシャフト。
VENTUS 5から、藤倉コンポジット スピーダー NX 50に変更されています。
また、6番アイアン2本セッティングの時もありましたが、今回はユーティリティーの6番を入れ、G425の飛ぶ方の6番アイアンは抜いていましたね。
ウェッジのロフトも微妙に調整しているのが分かります。
参考記事
2022年 HSBC女子世界選手権でのクラブセッティング
2022年は米女子LPGAツアーメンバーとして戦う渋野日向子さん。
ツアーメンバーとしての初戦が、HSBC女子世界選手権で、そのセッティングです。
昨シーズン、三菱電機レディスで優勝したときから変更はありません。
ドライバー:ピン G410 PLUS ドライバー(9度)
シャフト:フジクラ スピーダー NX 50S
フェアウェイウッド:ピン G425 MAX フェアウェイウッド(3番、7番)
シャフト:フジクラ スピーダー NX 50S
ユーティリティ:ピン G425 ハイブリッド(5番26度、6番30度)
シャフト:フジクラ TR HYBRID 75S
アイアン:ピン i210 アイアン(6番~9番)
シャフト:フジクラ MCI 80R
ウェッジ:ピン GLIDE 3.0 ウェッジ SS(46度、52度、54度、58度)
シャフト:フジクラ MCI105 MILD
パター:ピン シグマ2 アンサー パター
ボール:タイトリスト プロ V1x
参考記事
2022年 AIG全英女子オープンでのクラブセッティング
優勝争いを繰り広げ、最終的に3位となった、クラブセッティングです。
ドライバー:ピン G410 PLUS(9度/ロフト-1度、44.75インチ)
シャフト:藤倉コンポジット プロトタイプ(50g台、硬さS)
フェアウェイウッド:ピン G425 MAX(3番14.5度、7番20.5度)
ユーティリティ:ピン G425 ハイブリッド(5番26度、6番30度)
アイアン:ピン i210(6番~9番)
ウェッジ:ピン GLIDE 3.0(46度SS、52度SS、54度SS、58度SS)
パター:ピン PLD ミルド DS 72(33インチ)
ボール:タイトリスト プロ V1x
最も目を引いたのがパターの変更ではないでしょうか?
代名詞とも言えるシグマ2 アンサー パターからマレットタイプに変更です。
参考記事
2022年 Danaオープンでi230アイアン投入
2022年のDanaオープンでは、新しい情報が入りました。
「i230」の刻印が入ったピンの未発表アイアンも新たに投入。約4年ぶりのアイアン変更について、飛距離が2、3ydプラスされ、球の高さがしっかり出ることとともに「ラフの抜けがすごくいい。前の(i210)より、スピンが入って抜けやすいのが良くて、スッと替えられた」と理由を挙げる。
長年使い続けていたアイアンはi210ですが、今回の投入はi230。
i210の後継モデルとして噂の高いものですが、今回から実践投入です。
2023年 ホンダLPGAタイランドでのクラブセッティング
さて、この2年ほどはセッティングはマイナーチェンジにとどまっていた渋野日向子さん。
2023年は、自身の開幕となるホンダLPGAタイランドから大幅に変更となりました。
ドライバー:ピン G430 MAX ドライバー(ロフト10.5度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE(重さ50g台、硬さS、長さ44.75インチ)
フェアウェイウッド:ピン G430 MAX フェアウェイウッド(3番15度、5番18度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE(3番=50g台、S)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE(5番=60g台、S)
ユーティリティ:ピン G430 ハイブリッド(4UT 22度、5UT 26度)
シャフト:藤倉コンポジット TRハイブリッド(70g台、S)
アイアン:ピン i230 アイアン(6番-PW)
シャフト:藤倉コンポジットMCI 80R
ウェッジ:ピン GLIDE 3.0 ウェッジ SS(50、54、58度)
シャフト:藤倉コンポジットMC105 MILD
パター:ピン 2023 アンサー 2D パター
ボール:タイトリスト プロ V1x ボール
大きな変更は、ドライバーをはじめとして、ウッド系を全面変更し、G430シリーズを投入しました。
アイアンは昨年から投入している、i230ですが、PWまでとしています。そのため従来は単品ウェッジ4本体制だったのが3本で、ロフト角が変更になっています。
また、パターですが、昨年、一時期マレットタイプを導入しましたが、原点回帰でしょうか?ピンタイプに戻しています。全英女子オープン優勝時に使用していたシグマ2よりは、若干大型のモデルになりますね。
参考記事
また、今年からあのタッグも帰ってきました。青木翔コーチです。
正式なコーチ契約ではまだないとのことですが、この2年間は自分自身でスイングを試行錯誤してきたしぶこさんにとって、大きな転換点となるかもしれません。
21年以降のフラットなスイングプレーンから、今はタテ軌道のスイングを意識している。「まだ完成しているわけではないので」と不安は正直よぎるものの、今季初戦には、この数年自分で積み上げたものと、青木コーチとの取り組みを自信にして乗り込んだ。
「気合と根性で行ってこいと追い出してくれた。それは、間違いないなって思う」。
激励の言葉は、一見、大雑把に聞こえますが、これがしぶこさんには合っているかもしれません。2019年の出場優先権を決める2018年末のQT時もスイング作りは発展途上。決して完成型に近いとも言えない中でしたが、「これで何とかしてこい」の気合で40位を勝ち取ってからのシンデレラストーリーを作り上げていった彼女だからです。
2023年 ブリヂストンレディスでのクラブセッティング
2023シーズンもUSLPGAツアーを主体に参戦する渋野日向子さん。
今季これまでを戦い、ポイントランキングは37位、最高成績はドライブオン選手権の7位となっています。
そして、今季、大幅に変わったのはスイングと球筋です。
特に球筋は一見して分かる通り、フェードヒッターに変わっています。
ブリヂストンレディスで、今季初の国内ツアー参戦なので、そのプレーには注目が集まります。
さて、クラブセッティングは以下の通りとなっています。
1W:ピン G430 LST(10.5°、ベンタス TRブルー5S、44.75インチ)
3W:ピン G430 MAX(15°、ベンタス TRブルー5S)
5W:ピン G430 MAX(18°、ベンタス TRブルー6S)
4U:ピン G430(22°、スピーダーTRハイブリッド75S)
5U:ピン G430(26°、スピーダーTRハイブリッド75S)
6~W:ピン i230(TRプロト アイアン85S)
50°、54°、58°:ピン グライド3.0(MCI MILD 105)
PT:ピン アンサー 2D
BALL:タイトリスト プロV1X
大きく変わったのは、ドライバーです。
フェードヒッターに変わったのも関連すると思いますが、ピン G430 MAXからピン G430 LSTに変更となっています。
参考記事
2023年 全米女子プロでのクラブセッティング
今季の渋野日向子さん、最大のトピックと言えば、やはり左手親指の故障でしょう。
そのため、急きょベースボールグリップに変更し、球筋を安定させる試みをしています。
しかし、シーズン中にベースボールグリップに変更など、まずはあり得ない話ですので、それだけ故障については深刻な状況であるとも推察されます。またスイング改造に伴い、一時期はフェードが出ていたのですが、現時点ではほぼストレートに近い弾道です。
最新のクラブセッティングは以下の通りです。
1W:ピン G430 LST(10.5°、ベンタス TRブルー5S、44.75インチ)
3W:ピン G430 LST(15°、ベンタス TRブルー5S)
5W:ピン G430 MAX(18°、ベンタス TRブルー6S)
4U:ピン G430(22°、スピーダーTRハイブリッド85S)
5U:ピン G430(26°、スピーダーTRハイブリッド85S)
6~W:ピン i230(フジクラTRAVIL アイアン85R)
50°、54°、58°:ピン グライド3.0(MCI MILD 105)
PT:ピン アンサー 2D
BALL:タイトリスト プロV1X
※ ツアープロは試合によって頻繁にクラブセッティングを変える場合があります。
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