決戦が月曜日に持ち越しとなった、アース・モンダミンカップ。
タイトルにした、「奇跡の最終日最終組」には理由があります。
最終日最終組のうちの2人、古江彩佳さんと西郷真央さん。
ちょうど、1年前の今日、2019年6月28日。
実は、ある大会で、最終日最終組を同じくしてプレーしていたのです。
こちら。
1年前なのですが、隔世の感があるので、ペアリングを書いておきます。
優勝を争った、最後の2組。
10組 08:30 小倉彩愛 後藤美有 安田祐香
11組 08:40 和久井麻由 西郷真央 古江彩佳
そうです、ちょうど1年前に西郷さんと古江さんは、日本女子アマのタイトルをかけて戦っていたのです。
そして勝ったのが、西郷真央さん。
この2人が1年経ち、レギュラーツアー最高賞金の大会で最終日最終組とは。
2人ともまさか、そうなるとは思っていなかったでしょうし、約束もしていないでしょう。
そんなストーリーがあったこともあって、私の中では、奇跡の最終日最終組なのです。
日本女子アマが行われた会場は、エリエールゴルフクラブ松山。
その後、古江彩佳さんは、富士通レディースでアマチュア優勝。
アマ日本一をかけた会場に、プロとなって、エリエールレディスに出場を果たしたのです。
さて、この日本女子アマを制したのが、西郷真央さんでした。
そして、西郷さんも、「持ってる」と思うのが、プロテストの規定が変わったこと。
つまり、一昨年までであれば、高校卒業後、プロテスト準備の期間なのです。
それが、規定が変わり、プロテストも最終ホールのバーディーで合格に滑り込んだ。
そして、デビュー戦を、最終日最終組で迎えることになったのです。
そんな2人ですが、月曜決戦となったことへの心持は、
特に1年前の今日のことについては書かれていません。
当然のことながら、当の本人たちは覚えていると思いますが。
田中瑞希さんは、いつも通りの自然体。
何よりも、「楽しくやりたい」が信条なんだよなぁ。
何が何でも勝つとか、がっつくタイプじゃないです。
3人の記事がもう1つ。
元気印が、田中瑞希さんですね。
元気も元気、プロテストだって、QTだって、直前直後のツアーに出場していたのです。
会場が離れていたので、移動だって大変だろうにと、こちらが心配したのです。
いつもコースで元気印の九州娘は「緊張はしていません。(今日は)ちょっとだけ練習に行こうかな。あとはゆっくりします」と自然体のまま、急きょポッカリ空いた日曜日を過ごすことになった。
このマイペースぶりが、緊張しないってことに通じるものがあります。
さて、マイペースと言えば、古江彩佳さんも。
記事には、「癒し系」とありますが、他のミレニアム世代の3人、
安田祐香、吉田優利、西村優菜の3人は、とてもしっかりしているのです。
そんな中、古江さんは独特のキャラクターがある。
でも、それを強みにして、アマチュア優勝を手繰り寄せた面があります。
彼女らしいプレーをすれば、少なくとも優勝争いの中心です。
さて、西郷真央さん。ジャンボ軍団先輩の原英莉花さん評で、
「ゴルフに対するストイックさがすごい」と評する西郷は、「優勝を目指していきたいが、勝つためのプレーではなく自分らしいプレーで結果を出したい」と内容も伴う形でつかみとりたいという高い目標を掲げている。そのために今日も「練習場へいって調整する予定です。昨日、ラウンド後の練習でちょっとしたズレを修正できた。それを確認したい」と、準備に余念はない。
当然と言えば当然なのですが、上の2人とは、明らかにタイプは違いますね。
さぁ、最終組3人にスポットを当てましたが、優勝候補は26人です。
-4からだって、十分、狙える方の意気込みを。
畑岡奈紗さんが、このままおとなしく終える姿は想像できない。
優勝争いにまで絡めるビッグスコアが出せるかどうか。
何ならー3のこの人だって、爆発はあり得ます。
書ききれないですけど、楽しみでしかない決戦の月曜日です。
最後にインターネット中継の予定。
スタートは8時です。最終日のペアリングはこちらです。
コメント
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こんにちは。
ドキドキYouTube視聴中です。
混戦しています。
結果はどうなるのでしょうか。
これからも記事楽しみにしています。
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> コネコさん
ドキドキしましたね~。
混戦は予想されましたけど、結果がこうなるとは。
記事も更新していきますので、よろしくお願いしますね。 Like