青木瀬令奈さんと言えば、飛距離で劣るものの、正確性で勝負をしてくる女子プロゴルファーです。
フェアウェイウッドやユーティリティーを駆使してグリーンをとらえていきます。
独特のクラブセッティングは、アマチュア女性ゴルファーの参考にもなるのではないでしょうか?
ゴルフ女子には参考となるセッティング
青木瀬令奈さんのセッティングはウッド系が中心です。
ドライビングディスタンスは、2021年サントリーレディス終了時で、218.03ヤード。
これは、ツアーで89位のスタッツです。
それでも、フェアウェイキープ率は、75.0000でツアー8位。
それを補うのが、平均パット数(1ラウンド当たり) 28.7500でツアー3位。
飛距離をいかに、正確性とショートゲームで補っているかが分かります。
青木瀬令奈クラブセッティング 2021サントリーレディス
サントリーレディスで優勝したクラブセッティングがこのようになっています。
ドライバー:ダンロップ ゼクシオ エックス(8.5度)
シャフト:UST マミヤ ATTAS COOL(硬さ5R、45.75インチ)
フェアウェイウッド:ダンロップ スリクソン Z F85(3番15度)、ダンロップ ゼクシオ テン(5番18度、7番20度、9番23度)
ユーティリティ:スリクソン ZH65ハイブリット(5番25度、6番28度)
アイアン:スリクソン ZX5(7番、8番)、スリクソン ZX7(9番、PW)
ウェッジ:グラインドスタジオ プロトタイプ(52度、58度)
パター:オデッセイ トリプル・トラック TEN パター
ボール:スリクソン Zスター XV ボール
アイアンが7番からというセッティング。
昨今のセッティングからして、セカンドはアイアンを使えない場合が多いです。
それでも、フェアウェイウッドやユーティリティーの正確性はアイアンに劣らない証です。
参考記事
「『飛距離のある選手と同じ土俵で戦うのは大変でしょう?』って言われるけど、私の中では当たり前にやってきたこと。もちろん1ydでも遠くに飛ばしたい、ひと番手でも短いクラブで打ちたい気持ちはあるけど、そこは永遠のテーマとして諦めずに、でも自分のゴルフの良さを見失わないように、出来る範囲でやれたいいと思いながら日々取り組んでいます」
青木瀬令奈クラブセッティング 2022資生堂レディスオープン
2022シーズンも好調の青木瀬令奈さん。サロンパスカップでは惜しくも2位。
そして、資生堂レディスでは見事な優勝を飾ったクラブセッティングです。
ドライバー:ダンロップ ゼクシオ エックス(9.5度)
シャフト:UST マミヤ ATTAS COOL(硬さ5R、45.75インチ)
フェアウェイウッド:ダンロップ スリクソン Z F85(3番15度)、ダンロップ ゼクシオ テン(5番18度、7番20度、9番23度)
ユーティリティ:スリクソン ZH65ハイブリット(5番25度、6番28度)
スリクソン ZX ハイブリッド(6番28度を30度に調整)
アイアン:スリクソン ZX5(8番)、スリクソン ZX7(9番、PW)
ウェッジ:グラインドスタジオ プロトタイプ(52度、58度)
パター:オデッセイ トリプル・トラック TEN パター
ボール:スリクソン Zスター XV ボール
2022年のセッティングですが、何せアイアンは8番からです。
女子プロの多くはショートウッドやユーティリティーの操作が上手いです。
とは言え、7番アイアンまで抜くと言うのは、熟練の域ですね。
もはや、「アイアンはセットではない」と証明するかのようなセッティングです。
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