日本女子プロゴルフ選手権でツアー初優勝を飾った川﨑春花さん。史上最年少での優勝であると同時に、予選会突破からの優勝など、数々の記録を打ち立てました。契約フリーのクラブセッティングは難しいモデルは少ないながら厳選されたものばかりです。
川﨑春花クラブセッティング 2022日本女子プロゴルフ選手権
2022年、日本女子プロゴルフ選手権で優勝を飾ったクラブセッティングです。
川﨑春花さんは、メーカーと契約していないため、テーラーメイド、ミズノ、キャロウェイなどが入ります。
最近の若手では珍しい、契約フリーのセッティングです。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:テーラーメイド SIM グローレ(10.5度)
シャフト:セブンドリーマーズ(硬さS)
フェアウェイウッド:テーラーメイド SIM グローレ(3番15度、7番21度)
ユーティリティ:テーラーメイド SIM グローレ レスキュー(5番23度、6番26度)
アイアン:ミズノ ミズノプロ 719(6番~PW)
ウェッジ:キャロウェイ JAWS RAW(48度、52度、58度)
パター:オデッセイ トゥーロン パター サンディエゴ
ボール:ブリヂストン ツアーB X
参考記事
まず、ドライバーですが、つかまりの良さと飛びのバランスが出る、SIM グローレですね。
シャフトが珍しく、セブンドリーマーズを使っています。
フェアウェイウッド、ユーティリティーがSIMグローレですが、アイアンはミズノ。
ミズノプロ 719なので、こちらは操作性を重視しています。
ショートゲームでは、キャロウェイのJAWSをチョイス。
敢えてボーケイでないところは、フィーリングかもしれません。
川﨑春花さんは飛距離の出るタイプですので、下は厚く、ウェッジは3本体制です。
日本女子プロゴルフ選手権優勝での新記録
川﨑春花さんの初優勝には、いくつもの記録がついてきました。
主なものは、
予選会を突破してからの初優勝者
選手権初の地元開催優勝
2021年度プロテスト合格者での初優勝
ルーキーイヤーで初の選手権優勝
選手権での初出場初優勝は史上5人目(2014年鈴木愛以来)
ステップとの同一年優勝は史上3人目(2014年鈴木愛以来)
何せ19歳での選手権優勝という史上最年少記録。
これは、プロテストの規定が2019年から変更され、現役高校生が受験可能となったことで達成された面もあります。
ですから、学年で言えば、この最年少優勝の記録はしばらく破られません。
※生まれ月によっては、日数単位での更新可能性がありますが。
一方で、プロテスト合格以降、簡単な道のりでの勝利ではありませんでした。
QTのランキングは62位ですので、レギュラーツアー参戦は難しい順位。
シーズン序盤は、各試合毎に予選会突破を目指し、駆け巡ります。
もちろん、ステップアップツアーでしたら出場権は確保されているのですが、敢えて、マンデートーナメント中心のスケジュールを組みました。
しかし、選手権優勝までは、10戦に出場して予選落ちが6回。
最高順位は、リゾートトラストレディスの29位タイ。
決して結果が良かった訳では無い中で、ステップアップツアーへの出場。
2週間前の山陰ご縁むす美レディースで力を見せてから、好調で乗り込んだ選手権でした。
加えて、サーキット方式で開催される、日本女子プロゴルフ選手権。
意外にも、地元開催での優勝は、選手権史上初なのですね。
そして、京都は川崎さんの出身地でもあり、プロテスト合格の地でもあります。
実力や好調に加え、運も味方につけての初優勝となりました。
この優勝で川﨑春花さんは、一気にシード権獲得。
しかもメジャーなので、3年シード選手となります。
川﨑春花クラブセッティング 2022マスターズGCレディース
マスターズGCレディースで、今季そして自身2勝目をルーキーーヤーで挙げた川﨑春花さん。
クラブセッティングは、日本女子プロゴルフ選手権優勝時と変わりはありません。
コメント