ゴルフは球技だと認識する練習

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ゴルフをする人でさえ、あまり実感のない1つに、「ゴルフは球技のスポーツ」であることがあります。そうであれば、球をコントロールすることが必要な技術。とかくスイングに目がいきがちですが、出球や落ち際の球質にフォーカスした練習が有効だと思います。

実はゴルフって、球技スポーツ

ゴルフってどんなスポーツかと言えば、14本のクラブを使って、球を操り、少ない打数でホールアウトした方が良いと言うゲームです。
そこに、体力や技術、スイングやギアといった要素が入ってきます。
どうしても、最初は「当たらない」といったところから始まりますから、「当てる」にフォーカスすることになってしまうと思います。
それから、コツをつかむまでは、飛ばないですから、「飛ばす」といったことに行きがちです。
それでも、当てて、飛ばせるようになると、何となく100前後でラウンドできるというのも楽しみの1つではあります。

上達の見極めはスイングよりも球質

難しいところですが、「ゴルフが上手い」には、いくつか要素があります。
スコアが良いであるとか、スイングがきれいとかですね。
自分はスコア至上主義ではありませんが、やはり、ゲームの本質はそこにあります。
スコアを縮めていくには、可能な限り、思った場所に球を運ぶことが大切です。
そうなると、道具であるゴルフクラブはもちろんのこと、スイングさえも、極論で言えば、「手段の1つ」でしかないとも言えます。

コントロールの再現性を高める練習

しかし、ゴルフは再現性のスポーツでもあります。
毎回違ったスイングをしていては、毎回違ったインパクトになり、球は散らばります。
そういった意味から、スイングは大切であるとも言えます。

一方で、球が左右に曲がった、上がらない、上がりすぎたということも毎回起こります。
その理由を知っていなければ、ラウンド中の修正もできません。
要は、打ち出す球をどのような球にしたいかを明確にすることが、まずは必要だと思います。
ですから、思い切り振って、飛ばすだけではあまり意味が無いということですね。

そもそもそういったスポーツですから、練習にも工夫が必要です。
自分もですが、上級者と言われるプレイヤーが打ちっ放しでドライバーばかりパコパコ打たないのは、こういった理由もあります。
一方で、ラウンド回数が少ないゴルファーは、圧倒的に芝から打つ機会が少ないです。
打ちっ放しの人工マットは、滑る構造になっているため、ミスの度合いが自覚しかねます。

そういった方におすすめして、自分も実践しているのがティーアップした球を打つ練習です。
クラブはウェッジ、アイアンを使います。
ティーアップの高さは、ドライバーで打つのと同じくらい、40mm前後で良いと思います。
打ちっ放しのゴムティーで構わないので、出来るだけクリーンにボールだけを打つことに集中します。

また、応用編でフェアウェイウッドでも同様な練習ができます。

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