2020年のゴルフ5レディスは小祝さくらさんが、2位に6打差をつけての圧勝。
-17はトーナメントレコードでした。そんな中、頑張ったと思う選手の所感を書いておきます。
古江彩佳
2位タイ 初日71 2日目68 最終日66
伸ばし合いとなった、この試合。
ですから、初日の71は出遅れで、カットラインの順位でした。
それが尻上がりに調子を上げ、最終日は66と小祝さんと並ぶベストスコア。
後半の追い上げは素晴らしいものがあり、17番のボギーは惜しかった。
それでも、古江さんの持つポテンシャルは発揮できた試合だと思います。
安定感のあるスイングから放たれるショットは秀逸です。
植竹希望
6位タイ 初日69 2日目70 最終日68
ここへきて好調さが光ります。今季の成績がこちら。書き上げておきますと、
アース・モンダミンカップ 38位タイ
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 14位タイ
ニトリレディス 34位タイ
ゴルフ5レディス 6位タイ
rashink×RE SYU RYU/RKBレディース(ステップ)優勝
植竹さんは、QTランキング48位の出場資格です。
そんな立場ですが、ステップ開幕戦優勝、レギュラーも4試合予選通過なのです。
私も彼女が高校生アマのときに、ツアーでのプレーぶりを見ました。
スイングなどを見たときに、「ああ、この子は確実にプロになるな」と思いました。
それから、怪我などもあって、本来の力を出せないでいたと思います。
ALBA記事によれば、男子プロのチャンドさんの指導も受けたようです。
今季、注目選手の1人となるかもしれません。
蛭田みな美
9位タイ 初日68 2日目69 最終日71
最終日、最終組でのラウンドとなりました。
私も、アマ時代から注目し、実績も十分な選手だけに、遅咲きかもしれません。
今大会見ている限りでは、最終日が惜しかった。
優勝までは難しかったと思いますが、あと3つくらいは伸ばせた可能性があります。
それでも、最終日最終組は良いステップになったと思います。
セキユウティン
11位タイ 初日69 2日目71 最終日69
優雅な雰囲気を漂わせる美人プロとして、人気があり、自分も好きな選手です。
ただ、昨年までの力で言えば、ステップ以上、レギュラー未満という位置だったかもしれません。
それが、今年の彼女を見る限り、明らかに大きく変わりました。
誰しもが気づくのが、その体ですね。
少なくとも一回り、いや、それより大きくなったかもしれません。
このコロナ禍でも、トレーニングに費やしてきたことがわかる飛距離と安定性。
それは、今季の成績にも表れています。こちら。
アース・モンダミンカップ 13位タイ
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 14位タイ
ニトリレディス 26位タイ
ゴルフ5レディス 11位タイ
先の話をするのはまだ早いのですが、確実にシード選手への道を歩んでいます。
立ち居振る舞いは、相変わらず優雅。
カメラに手を振る姿にやられてしまうファンも多いと思います。自分も、その1人です。
宮田成華
さて、5人目は宮田成華さんです。
19位タイ 初日72 2日目68 最終日71
試合に出場さえすれば、このくらいの成績は出すだろうと思える宮田さん。
そう思っている女子ゴルフファンも多いかと思います。
しかし、宮田さんの今季参戦資格は、QT185位。
ゴルフ5レディスも、推薦を受けての出場でした。
2日目に伸ばして予選を通過、最終日もアンダーでまとめた。
主戦場はステップになると思いますが、推薦をもらったレギュラーで頑張ってほしい。
実は過去2年間、QT100位台からシードを取った選手が連続で出ています。
2018年が原英莉花さん、2019年が稲見萌寧さんです。
彼女たちにできて、宮田さんにできないはずは無いと思うのですが。
宮田さん、デサントレディースも推薦をもらっています。
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