女子ゴルフ　JLPGA　2022年度ファイナルQTの結果

女子ゴルフ、2023年シーズンの出場資格を懸けたQT、クォリファイングトーナメントが11月29日から4日間、岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開催。シード権、主催者推薦に次ぐ出場資格で、ツアープロにとっては運命の戦いです。

更新記事ですので、目次からジャンプをしてください。

ファイナルQTで目指す順位

今回のQT順位に拠り、出場優先権が決定します。出場優先順位は以下の通りです。

2022シーズンのシード選手は、メルセデスランキング上位50名ですが、古江彩佳さんがポイント圏外で優勝しており、出場有資格者は合計51選手になりました。また、単年シード権を失った永峰咲希さんは保有していた複数年シードを行使しますので、52選手となります。

一方で、古江彩佳さんはUSLPGAツアーが主戦場ですので、ツアー前半戦は出場しないと見られるので、51選手プラス準シードの5選手、ステップアップツアー年間賞金ランキング上位2選手が既に出場資格を持っており、実質、58選手はQT以前に前半戦出場権が確定しています。

【2023】女子ゴルフJLPGAシード選手一覧と関連情報

2022年の女子ゴルフツアーもエリエールレディスが終了。2023年シーズンのシード選手、2023年前半戦出場権の選手が確定しました。また、この結果により、リコーカップに出場する選手、QTに挑む選手と次週以降の予定が変わりますので、情報のまとめです。

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2022.11.21

標準的な大会で言えば、出場人数は108名。
上記で出場が確定している、58人に主催者推薦選手（18名）が加わります。
そのため、上位32位くらいが、前半戦をフル出場できる目安となります。
※シード選手の欠場などにより、出場可能なQTランキングは繰り下がっていきます。

これより下位の順位だった場合、ステップアップツアーへの出場資格権利となります。

尚、シード選手は通年の出場資格がありますが、それ以外は前半戦（第1回リランキング）までの出場資格となり、リランキングによって出場優先順位が変わります。

※ステップアップツアーは今回のQTランキングを通年で採用。

2022年JLPGAファイナルQTの競技方法

下記の内容にて、行われます。

１：4日間・72ホールストロークプレー
２：順位がタイの場合は「第4ラウンドのスコア→第3ラウンドのスコア→第2ラウンドのスコア→第4ラウンドの18番ホールからのカウントバック」により順位を決定する。
３：4日間で72ホールを終了できなかった場合は予備日を使用する。予備日を使用してもなお72ホールを終了できなかった場合は競技を短縮する。本競技は54ホール終了をもって成立する。
４：前号の定めにかかわらず、予備日を使用してもなお54ホールを終了できなかった場合のみ、本競技は36ホール終了をもって成立する。

2022年JLPGAファイナルQTの日程と会場

2022年 11月 29日 (火) ～ 12月 2日 (金) 　※12月3日（土）予備日
JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部 (岡山県)

2022年JLPGAファイナルQTの出場資格

ファイナルQTへの出場資格は以下となっています。

１：2022年度のJLPGAツアーのシード選手で、翌年度のシード権を獲得できなかった者
２：2022年度JLPGAツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」競技終了時点のメルセデスランキング56位から70位の者（いかなる場合においても、繰り下げは行わない。）
３：2022年度トーナメント特別保障制度適用者で、翌年度のシード権を獲得できなかった者
４：2022年度ステップ・アップ・ツアー競技及びステップ・アップ・ツアー特別競技の優勝者
５：2022年度ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング3位から10位の者（いかなる場合においても、繰り下げは行わない。）
６：2022年度JLPGA最終プロテスト第1位の者
７：ファーストステージからの進出者
８：上記以外でJLPGAが承認した者

QTは、ファーストステージの通過選手が59名に加え、ファイナルステージから出場できる資格の保有選手が下記の通り、37選手となります。以下が出場資格選手とカテゴリーです。

2022年シード権喪失選手カテゴリー

有村智恵、酒井美紀、岡山絵里、永峰咲希、ユンチェヨン、柏原明日架、仲宗根澄香、李知姫、濱田茉優、若林舞衣子、イナリ、田辺ひかり、大西葵、山路晶、臼井麗香、比嘉真美子、笹生優花

有資格者のうち、打消し線の3名はファイナルQTへは出場をしませんので、14名となります。

賞金ランキング56位から70位カテゴリー

林菜乃子、竹田麗央、大出瑞月、葭葉ルミ、内田ことこ、石川明日香、竹内美雪、吉本ひかる、沖せいら、天本ハルカの以上10名。

※シード権喪失選手との重複除く。

ステップアップツアーカテゴリー

年間賞金ランキング3位から10位及び、ステップアップツアー優勝者です。

篠崎愛、西山ゆかり、新海美優、脇元華、大林奈央、フェービー・ヤオ、薮田梨花、平井亜実、O.サタヤ、桑山紗月、保坂真由、新垣比菜の12名。

2022年度JLPGA最終プロテスト第1位

神谷そら

2022年度　女子ゴルフJLPGA最終プロテストの結果

2022年度、女子ゴルフJLPGA最終プロテストの情報です。最終プロテストは2021年 11月 1日(火) ～ 11月 4日(金)、会場は大洗ゴルフ倶楽部です。JLPGAツアーに出場するためには合格が必須。20位タイまでの合格を目指す熾烈な戦いです。

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2022.11.04

※2022年度プロテスト合格者は、QTの順位に関わらず、1年間ステップアップツアーへの出場権があります。

ファーストステージA地区通過選手（19名）

酒井千絵、蛭田みな美、鬼頭さくら、安田彩乃、大城さつき、石井理緒、井上りこ、照山亜寿美、吉本ここね、常文恵、工藤優海、宮田成華、永嶋花音、高木萌衣、髙久みなみ、藤本麻子、髙橋しずく、廣田真優、小林 夢果

ファーストステージB地区通過選手（20名）

浜崎未来、辻梨恵、小暮千広、荒川怜郁、橋添穂、鶴瀬華月、山田彩歩、 森彩乃、泉田琴菜、松本珠利、奥山友梨、吉田弓美子、ﾌﾟﾘﾝｾｽ・ｽﾍﾟﾗﾙ、P.サイパン、村田理沙、鶴岡果恋、原江里菜、木下彩、千葉華、服部真夕

ファーストステージC地区通過選手（20名）

奥山純菜、山田成美、植手桃子、小林光希、平岡瑠依、篠原まりあ、エイミー・コガ、森井あやめ、仁井優花、藤田光里、パクジヘ、皆吉愛寿香、小野祐夢、西木裕紀子、種子田香夏、竹山佳林、前田陽子、中園美香、福田侑子、池ヶ谷瑠菜

女子ゴルフ　JLPGA　2022年度ファーストQTの結果

女子ゴルフ2023シーズンの出場権を懸けた、クォリファイングトーナメント、いわゆるQTです。ファーストステージは11月22日から3地区で4日間の開催。短縮競技となった会場もありましたが、3地区の結果、59名がファイナルステージへ進出です。

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2022.11.25

2022年JLPGAファイナルQTの結果

各ラウンド毎に、随時、結果を更新していきます。
初日のペアリングです。上記出場資格の96選手が32組に分かれて戦います。

2022年JLPGAファイナルQT大会初日

大会初日の結果が出ました。シードを喪失した若林舞衣子さんが首位発進です。

64というスコアは見事で、上位突破には確実なアドバンテージです。
さて、通過目安となる30位近辺までは、新人からベテランまで揃い、多いに混戦です。
若干の出遅れ選手もいますが、96位でもまだ+4です。
残り3日間次第で、まだまだ結果は分かりません。2日目のペアリング。

2022年JLPGAファイナルQT大会2日目

大会2日目の結果が出ました。若林舞衣子さんが首位を守っています。

初日に比べて大幅にスコアが伸びなかった2日目。
ベテラン、ルーキーなど多彩な上位陣となっており、1打が順位を決める混戦です。
首位の若林さんをはじめ、シードを落とした選手が頑張っていると思います。

「来ていることを恥じないように」 柏原明日架のQT挑戦マインド

◇国内女子◇QTファイナルステージ 2日目（30日）◇JFE瀬戸内海GC（岡山）◇6442yd（パー72） 「想像を超える強風だった」。来季前半戦の出場権獲得を目指す柏原明日架は、コースを吹き抜ける強く冷たい風に苦笑いを浮かべた。 朝から5m/sを超える強風が吹き荒れたこの日は、「風が強くなるとガラッと変わるコースなの...

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3日目のペアリングです。

2022年JLPGAファイナルQT大会3日目

大会3日目の結果が出ました。若林舞衣子さんが初日から引き続き首位です。

相変わらず激しい争いとなっているのが、レギュラーツアー出場権のかかる30位前後の争いです。
3日目終了時では、-3までで24人、-2までで35人とこの辺りが接戦です。
最終的にはカウントバックで容赦なく順位が決定しますので、同じスコアでも最終日のスコアを大切に作りたいところです。

最終日のペアリング。

2022年JLPGAファイナルQT最終結果

第4ラウンドが終了し、出場96選手の結果が出ました。
30位までは、確実に来季レギュラーツアー前半戦の出場権があります。
また、40位くらいでも、まずまずの出場機会があると推測されます。
最終結果です。2022年度プロテスト合格者は赤字にしてあります。

また、下位で終わった場合も、ステップアップツアーへの出場は確保される順位です。