2022年度 JLPGAプロテスト一次予選 各地区の結果

2022年度のプロテストは、8月3日の第1次予選A地区から始まります。
まずは5地区で開催される1次予選を勝ち上がり、3地区で行われる第2次予選に進出することが必須です。
第2次予選や最終プロテストから出場する選手もいますので、合格のためには余裕を持ったプレーで通過したいです。

2022年度　JLPGAプロテスト会場と日程

プロテストの受験規定はこちら。受験資格は、「最終プロテスト開催年度4月1日時点で満17歳以上の女子」で、「JGA/USGA HDCP Index5.0以下の者」ということになります。
最低限の腕前としては、俗に言う、「片手シングル」のプレイヤーしか受験資格はありません。
第1次予選は5地区で開催され、会場と日程は以下の通りです。
※プロテストは一般観戦不可です。

第1次予選通過者は、第2次予選に進むことができます。
第2次予選の日程と会場は以下の通りです。

最終プロテストは以下の会場と日程です。

2022年度　JLPGAプロテスト地区別の結果

各地区毎に経過と結果を更新していきます。

A地区　ゴルフ倶楽部成田ハイツリー

A地区初日の出場選手とペアリングはこちら。

A地区初日の結果

A地区初日の上位陣。全体がこちら。

姉妹選手が見受けられるこの地区。
初日の首位は、ゴルフ番組出演でも顔なじみ、高野あかりさんが、-5で首位発進。
植竹希望さんの妹、植竹愛海さん、髙久みなみさんの姉、髙久ゆうなさんも好発進です。
一方、注目の六車日那乃さんは、+5の47位と苦しい初日です。
また、同じくゴルフ番組で注目を集めた伊藤真利奈さんも、+8の82位と出遅れました。

A地区2日目の結果

A地区2日目の上位陣。全体がこちら。

プロテストともなれば、日によってスコアも大きく変わるのが大きな傾向です。
しかし、A地区の結果を見る限り、初日と2日目の傾向は似た結果で上下で差がつきました。
気になっているところでは、六車日那乃さんが、何とか踏ん張り+7で42位タイ。
初日は叩いてしまった伊藤真利奈さんが下位組では唯一アンダーパーを出し、+7の42位に上げて踏ん張っています。
両選手とも1次予選で落ちるレベルではないと思うので、最終日に期待しましょう。

A地区の最終結果

A地区の最終結果です。こちら。
第2次予選に進むのは、36位タイまでの39選手となりました。
上位陣は以下の通りです。

第2次予選に進む、プロテスト1次A地区通過の39選手を記載しておきます。

高野あかり、髙久ゆうな、横山珠々奈、田所美沙樹、植竹愛海、山口里緒、森はな、中野なゆ、新城莉李亜、竹本梨奈、高木りおん、中谷愛純、中川梨華、栗林夏希、鄭持有、李欣、神谷和奏、伊藤真利奈、今井鮎美、山本ひより、上野陽向、池羽陽向、岡村優、松岡華、越雲みなみ、細沼菜津美、伊藤栞奈、金原梨里加、田邉美莉、田村良海、渡辺さくら、森本天、六車日那乃、藤田桃香、臼井蘭世、鈴木磨夜、黄郁評、髙橋和華、和田純怜

注目していた、六車日那乃、伊藤真利奈の両選手は2次に進むこととなりました。
しかし、2次、最終とレベルは上がっていきますので、このままの内容では厳しいです。
一方で、髙久ゆうな、植竹愛海の両選手は、好調な1次予選通過だと思います。

C地区　ココパリゾート白山ヴィレッジゴルフコース キングコース

C地区初日の出場選手とペアリングはこちら。

C地区初日の結果

C地区初日の上位陣。全体がこちら。

初日を見る限り、全体として、レベル感は揃っています。
スコアマネジメントも重要になると思いますので、大たたきをしないことも大切になりそうです。

C地区2日目の結果

C地区2日目の上位陣。全体がこちら。

タイ出身、パナラット・タナポンブンヤラス選手が快調に1位です。
首位通過の可能性も高いので、通過した場合、少し詳細を調べてみようかと思います。

C地区の最終結果

C地区の最終結果です。こちら。
第2次予選に進むのは、34位タイまでの38選手となりました。
上位陣は以下の通りです。

第2次予選に進む、プロテスト1次C地区通過の38選手を記載しておきます。

パナラット・タナポンブンヤラス、神谷美緒、寺田紅蘭、上堂薗伽純、手束雅、子谷采、田上妃奈子、野島夏子、兼松亜衣、 三浦菜緒、森田就子、中村佳音、新武真利、ヤンアヨン、関口絵万、酒井優菜、徳田葵、クォンミンヘ、杉原彩花、田村和、脇元桜、川中俊果、木村葉月、北村優奈、岡田樹花、荒武飛名、芦沢衣里、野村優花、川上紗緒里、野田博子、神谷奈恵、中道ゆい、 森彩乃、鵜飼桃、佐野楓、隅原実優、立浦琴奈、ディンジューン

なお、強さが目立った、パナラット・タナポンブンヤラス選手。
強いはずで、アメリカLPGAツアー下部のエプソンツアーに2016年から参戦する24歳の選手です。こちら。キャリアハイの成績は2018年、LPGA賞金ランキングで74位となっています。こちら。

2022年は古江彩佳さんが優勝したスコットランド女子オープンにも出場しています。

 

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E地区　佐賀クラシックゴルフ倶楽部

E地区初日の出場選手とペアリングはこちら。

E地区初日の結果

E地区初日の上位陣。全体がこちら。

首位が-3の中、混戦ですが、密かに応援の政田夢乃、菊地りおの両選手は良い発進です。
尚、途中荒天による中断があったため、終了時刻がギリギリとなりました。

E地区2日目の結果

E地区2日目の上位陣。全体がこちら。

2日目は上位陣を中心に、かなり大きくスコアが動きました。
上記の上位陣は、まずまず手堅くいけば、残り1日は大丈夫かと思います。
一方で現状のカットラインは、+4前後。
この辺りは密集状態のため、最終日まで予断を許さないですね。

E地区の最終結果

E地区の最終結果です。こちら。
第2次予選に進むのは、スコアは+6、39位タイまでの43選手となりました。
上位陣は以下の通りです。

第2次予選に進む、プロテスト1次E地区通過の43選手を記載しておきます。

政田夢乃、古賀妃、皆吉愛寿香、池内奏依、山本優子、坪井悠香、長尾小百合、尾崎美保、古賀衣桜、山本唯依、岡田清楓、東家春奈、外園華蓮、四位美森、高木美空、松尾奏、藤川玲奈、川端悠衣、谷口美月、原有希、芳賀幸瞳、上村愛、岩切美空、菊地りお、谷山理子、ベイブ・リュウ、山中梨緒、塩澄英香、沓澤莉子、木村鈴菜、井上沙紀、チャンヤチイ、大橋ありさ、竹中恵子、松永王花、村田結、ステファニー・バーンキ、山口史恩、木下智穂、速水梨花、今村美優、山﨑琉日、権藤 未歩

1次の結果で言うのは時期尚早であるのは百も承知ながら、政田夢乃さんの-10は良い通過だと思います。

B地区　こだまゴルフクラブ

B地区初日の出場選手とペアリングはこちら。

B地区初日の結果

B地区初日の上位陣。全体がこちら。

初日首位発進は、大須賀望さん。
DSPEに所属していて、ゴルフサバイバルなどでも活躍した、身長147㎝の選手ですね。
そして2位には、江澤亜弥さんの妹、江澤亜季さんがつける展開です。

B地区2日目の結果

B地区2日目の上位陣。全体がこちら。

初日に続き、大須賀望さんと江澤亜季さんが好調です。
上位陣は伸ばしていますが、カットライン付近は混戦ですね。

B地区の最終結果

B地区の最終結果です。こちら。
第2次予選に進む、プロテスト1次B地区通過者は39位タイまでの43選手となりました。
最終日なので、全選手の成績を残しておきます。

欠場者：石川 彩　体調不良
棄権者：浅野 愛　[3R開始前]　腰痛
棄権者：彼ノ矢 聖子　[3R開始前]　肩痛
失格者：伊藤 きらら　JLPGAプロテスト規定第３条
失格者：佐藤 七海　JLPGAプロテスト規定第３条

D地区　信楽カントリー倶楽部　田代コース

D地区初日の出場選手とペアリングはこちら。

D地区初日の結果

D地区初日の上位陣。全体がこちら。

そこそこの伸ばし合い、混戦模様の初日です。
イーブンパーが28位タイで、40選手。
+1だと41位タイになって、48選手という状況です。

D地区2日目の結果

D地区2日目の上位陣。全体がこちら。

相変わらず、上位陣は好調にスコアを伸ばしてきています。
カットライン付近を見てみると、EVENが32位タイ、+1で35位タイ、+2で39位タイとなっています。
お姉ちゃんのセキユウティンさんが初優勝した妹のセキユウリさんは、16位タイです。

D地区の最終結果

D地区の最終結果です。こちら。
第2次予選に進む、プロテスト1次A地区通過は43位タイまでの49選手となりました。
最終日なので、全選手の成績を残しておきます。

欠場者
ｸﾘｽﾃｨﾝ・ｼﾞｮﾝ　レジストレーションミス
棄権者
早瀬 恵梨奈　[1R途中]　9H終了後　体調不良
澤田 柚葉　[2R開始前]　首痛
佐野 円梨　[2R開始前]　両足痛
吉水 里帆　[3R途中]　11H終了後　首痛

2022 JLPGAプロテスト1次のまとめ

1次を終わって、5地区合計で212人の選手が2次への進出を決めました。
一方で、2次以降から出場してくる有力選手も多数います。
過去の例からすると、1次から勝ち上がり、最終的に合格するのは10人前後と思われます。

JLPGAプロテスト2次、及び最終の予定は以下の通りです。
2次は以下3地区で行われます。

最終プロテストは以下の会場と日程です。