2023年の女子ゴルフ、JLPGAツアーの大会別出場人数の一覧です。96名の試合から144名の試合まであり、出場優先順位は基本的にシード選手、そして、QT、リランキングの順位によって決定します。
尚、一部の大会はJGAの主催であったり、USLPGAとの共催の関係で出場資格が若干異なる場合があります。
2023 JLPGAツアー大会別出場人数
2023年のJLPGAツアー、大会別の出場人数は以下の通りです。
年間に2回リランキングが行われ、出場優先順位の見直しがあります。
基本的に3日間大会は108名、4日間大会は120名となっており、日照時間の関係もあり、一部の例外はあります。
JLPGA枠90名+主催者枠18名=108名
JLPGA枠100名+主催者枠20名=120名
No. | 大会名 | 試合 日数 |
出場 人数 |
JLPGA枠 | 主催者枠 |
1 | ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント | 4 | 109 | 90 | 19 |
2 | 明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント | 4 | 108 | 90 | 18 |
3 | Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント | 3 | 108 | 90 | 18 |
4 | アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI | 3 | 108 | 90 | 18 |
5 | ヤマハレディースオープン葛城 | 3 | 120 | 100 | 20 |
6 | 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン | 3 | 108 | 90 | 18 |
7 | KKT杯バンテリンレディスオープン | 3 | 108 | 90 | 18 |
8 | フジサンケイレディスクラシック | 3 | 108 | 90 | 18 |
9 | パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント | 3 | 108 | 90 | 18 |
10 | ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ | 4 | 120 | 120 | 0 |
11 | RKB×三井松島レディス | 3 | 108 | 90 | 18 |
12 | ブリヂストンレディスオープン | 4 | 120 | 100 | 20 |
13 | リゾートトラスト レディス | 4 | 120 | 100 | 20 |
14 | リシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメント | 3 | 108 | 90 | 18 |
15 | 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント | 4 | 120 | 100 | 20 |
16 | ニチレイレディス | 3 | 108 | 90 | 18 |
第1回リランキング | |||||
17 | アース・モンダミンカップ | 4 | 144 | 120 | 24 |
18 | 資生堂 レディスオープン | 4 | 120 | 100 | 20 |
19 | ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ | 4 | 120 | 100 | 20 |
20 | 大東建託・いい部屋ネットレディス | 4 | 120 | 100 | 20 |
21 | 楽天スーパーレディース | 4 | 120 | 115 | 5 |
22 | 北海道 meiji カップ | 3 | 108 | 90 | 18 |
23 | NEC軽井沢72ゴルフトーナメント | 3 | 108 | 90 | 18 |
24 | CAT Ladies | 3 | 108 | 90 | 18 |
25 | ニトリレディスゴルフトーナメント | 4 | 120 | 100 | 20 |
26 | ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント | 3 | 108 | 90 | 18 |
27 | 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 | 4 | 132 | 132 | 0 |
28 | 住友生命Vitalityレディス 東海クラシック | 3 | 108 | 90 | 18 |
29 | ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント | 3 | 108 | 90 | 18 |
第2回リランキング | |||||
30 | 日本女子オープンゴルフ選手権 | 4 | 120 | 120 | 0 |
31 | スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント | 3 | 108 | 90 | 18 |
32 | 富士通レディース | 3 | 96 | 80 | 16 |
33 | NOBUTA GROUP マスターズGC レディース | 4 | 108 | 90 | 18 |
34 | 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント | 3 | 96 | 80 | 16 |
35 | TOTO ジャパンクラシック | 4 | 78 | 78 | 0 |
36 | 伊藤園レディスゴルフトーナメント | 3 | 96 | 80 | 16 |
37 | 大王製紙エリエールレディスオープン | 4 | 96 | 80 | 16 |
38 | JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ | 4 | 40 | 40 | 0 |
試合への出場優先順位
まずは、大会毎に主催者枠がある場合は、それが最優先となります。主催者枠は事前に決定される場合もありますが、大会によっては一定人数を主催者推薦選考会を開催し、主催者枠で出場させることが可能です。
また、シード選手は基本的に年間を通して出場することができ、それ以降の選手はQTやリランキングによって出場選手が決定する仕組みです。
出場資格が異なる例外大会
以下の試合は大会の性質上、出場人数や出場資格が異なります。
日本女子オープン
JGAが主催となるこの大会は、トップカテゴリーのアマチュアや予選会を勝ち抜いた選手(JLPGA正会員以外の宣言プロを含む)の出場可能性があります。そのため、通常の試合であれば出場可能なシード選手でも、下位ランキングだと出場が叶わない場合があります。
例年ですが、8月中旬時点でメルセデスランキング30位前後のトップ選手が出場となるので、それ以下の選手は例えシード選手でも予選会に出場して出場権を獲得することになります。
TOTOジャパンクラシック
日米ツアーの共催大会で、出場が厳選78名、予選カットがない試合となります。日米のツアーで出場枠が決まっており、2022年大会では、USLPGAツアーからランキング上位43名、JLPGAツアーからは35名の出場でした。JLPGAツアー枠35名は2022年の場合、富士通レディース終了時のメルセデスランキング上位35名でした。
JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ
その名の通り、ツアー優勝者が出場します。出場人数が40名なので、ツアー優勝者以外から上位順に出場優先順位が降りてきます。文字通り、その年のツアーを代表する選手による戦いとなります。
リランキングの位置づけ
上記例外試合を除き、基本的にシード選手は年間を通して出場が可能なため、オフシーズンの過ごし方を含め、計画的な準備をすることができます。
一方で、リランキングはシーズン途中で出場優先順位の見直しを行なう主旨で実施されているもので、その期間で調子の良い選手に出場優先順位を与えるというものです。
序盤戦は前年末に行われたQTで出場資格が決まり選手は戦っていきます。このリランキングが導入される以前は、年間通してQTのランキングで出場優先順位が決まっていました。しかし、QTだけ調子の良かった選手が年間で戦うと力不足で全戦近く予選落ちとなるケースもあり、リランキング導入でツアーの活性化をはかってきた経緯があります。
第1回リランキングの位置づけ
2023年の第1回リランキングは、第16戦ニチレイレディス終了時に行われました。
特に2023年シーズンは、QTや前半戦出場権で参戦していた選手の健闘が目立ち、多くの選手がリランキングをクリアし、中盤戦以降の出場優先順位を得ました。
第2回リランキングまでには、初優勝を狙いたい選手も多くいる中盤戦でもあり、メルセデスランキング50位以内のシード権をまずは確保したい、目途をつけたいところです。
加えて、TOTOジャパンクラシックや最終戦のリコーカップ出場は名誉でもあり、濃密な戦いが繰り広げられます。
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