2021年のステップ第3戦は、九州みらい建設グループレディース。
恒例の武雄カントリークラブで開催されました。
大会初日
意外とスコアが伸びなかったという印象です。
お天気、コースコンディションはとても良い。
伸びなかったのは、ピンポジが難しめだったからかもしれません。
初日の上位陣。全体がこちら。
大会2日目
大会2日目は、上下で少し差がついてきました。
調整力を発揮できた選手が伸ばし、出来なかった選手は予選落ちと分かれたように思います。
2日目終了時の上位陣、全体がこちら。
初日に続き、いや初日以上に好調な川満さんが首位をキープ。
ゴルフを見る限りでは、アグレッシブでもあり、安定感もある。
後続組より、一歩先んじている感じです。
川満さんの戦歴は、ステップアップツアー1勝。
しかも、それは、10年前のANAプリンセスカップです。
当時はバリバリ上り調子の若手でしたが、今やベテラン。
しかし、若手が台頭する中、プレーの質はアップしています。
これは、王手と言っても差し支えないんじゃないかと思わせます。
大会最終日
迎えた3日目。川満さんを中心にゲームは進みます。
途中、追いすがる選手がいたものの、首位を譲ることなく勝ち切りました。
ちょうど、数日前、松山英樹選手のコーチについて書きました。
目澤秀憲氏は、元々、河本結、有村智恵といった選手の指導をしています。
川満さんは、恐らく河本さんのスイングを見て、あれを1つの理想形としているのではないかと思います。
「簡単に言うと、ボールを上げて止めることに取り組んでいます。ちょっとずつごまかしながらやってきたけど、球を止める技術がないと戦えない。まだまだスイングをつくっている状態で、1合目にも到達していません」
いわゆる、パワーフェード系の球を取得したかった。
その過程で、今回の優勝を勝ち取ることができたと思います。
まだまだ進化は、止まらないと思います。
佐藤靖子さんも勝ったし、可能性も感じさせてくれる優勝でした。
優勝、おめでとうございます。
最終の上位陣。結果がこちら。
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