昨シーズンから、大会名が、「明治安田生命レディス」に変わったこの試合。
長らくの習慣で、PRGRレディスの方が、まだ、馴染みが深いです。
年間で、おそらく最も強風が吹く、土佐カントリークラブを制するのは?
ディフェンディングチャンピオンは、稲見萌寧さんです。

2022 明治安田生命レディス大会概要
大会名称:明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント
開催コース:土佐カントリークラブ (6,228 Yards/Par 72)
開催期間:3月11日~3月13日
賞金総額:8,000万円
優勝賞金:1,440万円
出場人数:108人(予定)
決勝進出順位:2R終了時 50位タイまで (予定)
主催:横浜ゴム株式会社
特別協賛:明治安田生命保険相互会社
大会URL:こちらです。
※1日あたり、上限を1,500人としての有観客開催です。
2022 明治安田生命レディス放送予定
この大会も、地上波、BS、CSによる放送と、インターネット中継があります。
放送は週末のみとなりますね。
テレビによる放送予定
【地上波】
■テレビ東京系列6局ネット(予定)
3月12日(土) 16:00〜17:15(録画)
3月13日(日) 16:00〜17:15(録画)
【BS 放送】
■BSテレ東(予定)
3月12日(土) 16:00〜17:15(録画)
3月13日(日) 16:00〜17:15(録画)
【CS放送】
■ゴルフネットワーク
『とことん1番ホール生中継』
3月12日(土) 7:15〜10:30(LIVE)
3月13日(日) 8:15〜10:15(LIVE)
インターネット中継
インターネット中継は、GOLFTVとDAZNでライブ中継されます。
3月11日(金) 10:45~16:20(LIVE)
3月12日(土) 10:00~15:35(LIVE)
3月13日(日) 10:00~14:20(LIVE)
ライブ&オンデマンド配信
||◤ ̄ ̄ ̄ ̄
明治安田生命レディス
ヨコハマタイヤゴルフトーナメント
____◢||
初日 11日(金)10:45-
2日目 12日(土)10:00-
最終日 13日(日)10:00-
━━━━━━━ 🐟 🌊#JLPGA #GOLFTVJP #ライブ配信▶︎ https://t.co/yDCnvO94Qd pic.twitter.com/7EBOt309LP
— GOLFTV Japan (@GOLFTVJapan) March 9, 2022
2022 明治安田生命レディス出場選手とペアリング
初日のペアリングがこちら。大方の注目組はここでしょうか?
勝みなみさんは、ホステスプロでもあります。
3月11日(金)開幕🏌️♀️
/#明治安田生命レディス🏆
大会初日注目組✅
\Group11-9:40am
✅#小祝さくら
✅#勝みなみ
✅#稲見萌寧第1日のスタート時間はこちら👇https://t.co/YjvghiwTpi#JLPGA#GettyImages pic.twitter.com/qXlLUuZp2F
— JLPGA_official (@JLPGA_official) March 9, 2022
それ以外の注目選手では、やはり、所属契約を結んでいる選手でしょうか?
勝みなみさんに加え、今季から鶴岡果恋、小倉彩愛の3選手が所属契約を結んでいます。
3組 08:20 穴井詩、大西葵、鶴岡果恋
鶴岡果恋、小倉彩愛の両選手は、第1回リランキングまでの出場権を確保しています。
フルシーズンを戦いたいところなので、序盤の頑張りに期待ですね。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る

また、出場選手を見ると、出場権を持っている、三ヶ島かな、李知姫、申ジエの3選手が欠場です。
そのため、39位の佐久間綾女さんまでがQT順位による出場です。
昨シーズン、ステップ賞金ランキング1位のリハナさんと、2位の小野祐夢さん、まずは予選通過を目指したいです。
そして、主催者推薦の選手が、なかなかのメンバーです。
話題の岩井明愛、千怜の岩井ツインズ。そして、94期生トップ合格の尾関彩美悠さん。
今季は、推薦をつなぎながらリランキングをクリアしたい、宮田成華、永井花奈、辻梨恵、田中瑞希といった顔ぶれがあります。
アマチュアでは、稲垣那奈子さんに注目でしょうか?
昨年のアジアパシフィック女子アマでは、6位に入っています。
2022 明治安田生命レディス大会初日
強風がセットになっている、土佐カントリー。
それが、風は終日弱いままでした。
そうなってくると、距離は短いコースです。
コントロールが決まれば、アンダーパーを出してくる展開になります。
/#明治安田生命レディス🏆#Round1
\#西木裕紀子 が65のビッグスコアで単独トップに!本日の成績はこちら👇https://t.co/FkCuJo0AZb#JLPGA#gettysport<Atsushi Tomura/Getty Images> pic.twitter.com/17J84LxVYR
— JLPGA_official (@JLPGA_official) March 11, 2022
初日のベストスコアは、65まで伸びました。
出したのは、7バーディー、ノーボギーと見事なプレーで西木裕紀子さん。
ステップとレギュラーの中間くらいの位置づけの西木さん。
この日は出だしから絶好調で、会心のプレーだったと思います。

しかし、この大会には珍しく、上位はアンダーパーが並びます。
2日目以降も、お天気、特に風次第でいくらでも変わりそうな展開です。
上位陣、全体がこちら。
(天候:曇り時々晴れ 気温:16.3℃ 風速:2.4m/s)
《グリーン=スティンプ:11 1/4フィート コンパクション:24.5mm》
2022 明治安田生命レディス大会2日目
大会2日目も、何と風は吹きませんでした。
となると上位は伸ばし合いになります。
初日の結果を見て、あるプレイヤーに注目していました。
それは、永井花奈さん。
飛距離は出ないタイプですが、コントロールに長ける。
そして、昨年は、稲見さんに敗れたものの、プレーオフまでいっています。
そんな中でしたが、ツアー初優勝を狙う、植竹希望さんが首位に立ちました。
初優勝を狙う #植竹希望 が通算10アンダー、単独トップであすの最終日へ!
本日の成績はこちら👇https://t.co/OfkaHAu9O9#JLPGA#gettysport<Atsushi Tomura/Getty Images> pic.twitter.com/zg2hqnCsJF
— JLPGA_official (@JLPGA_official) March 12, 2022
2日間とも67を並べての、-10は、非常に良い集中を見せています。

思えば、植竹希望さんは、この大会、初出場なんですね。
昨シーズンまでの主戦場はステップアップツアーでした。
女子ゴルフファンの間では有名な、躍動感あふれるスイングは絶好調です。
そして、好調と言えば、開幕戦を勝った、西郷真央さんが伸ばしました。
どのコースでもスコアを出してくる、西郷真央さんを優勝争いからは外せませんね。

上位陣。全体がこちら。
首位が-10まで伸ばしていて、最終日も風は吹かない予報が出ています。
そうなると、優勝スコアは上がってくると思います。
植竹希望さんが、どのようなプレーを最終日にするのかは、少し未知数。
しかし、西郷真央さんが、落とす展開は予想しにくいです。
そうなると、最低でも-12といった優勝ラインが見えます。
逆に言えば、-7までの4選手による優勝争いでしょうか?
ビッグスコアが出たとしても、-6が5位タイ。ここまでで10人。
最終日も、硬くてしまったグリーンをどれだけ攻略できるか楽しみです。
(天候:晴れ 気温:18.2℃ 風速:2.9m/s)
《グリーン=スティンプ:11 1/4フィート コンパクション:24.5mm》
予選カットと注目選手
そして、予選カットラインは、何と-1になりました。
おおよそ、この試合らしくないスコアですが、49位タイの53選手が最終日に挑みます。
アマチュア勢は全員が予選落ち。
注目されるルーキーでは、最上位が岩井千怜さんの-5、11位タイです。
同じくデビュー戦の尾関彩美悠さんは、予選落ちとなりました。
また、注目していた昨シーズンのステップアップツアー上位2選手。
26T リハナ-3、41T 小野祐夢-2とまずは予選通過。
少しでも上位を狙いたいですね。
そして、ホステスプロ3選手は、上位順に、
17T 鶴岡果恋-4、49T 勝みなみ -1、54T 小倉彩愛 EVEN
勝ちゃんは、途中大たたきがあったのですが、何とか予選通過。
鶴岡さんは、もう少し伸ばせた可能性のある2日目でしたが、順当に予選通過。
小倉さんは1打足りずでしたが、十分に戦えるプレーだと思います。
2022 明治安田生命レディス大会最終日
ほぼ無風といったコンディションの中、最終組を中心に息詰まる優勝争い。
しかし、終盤、サンデーバックナインにドラマがありましたねぇ。
13番、14番とバーディーを獲り、優勝争いに加わったサイペイインさん。
15番のパー5では2オンに成功し、イーグル逃しの楽々バーディー。
ここで首位に並ぶと、17番でもバーディー。通算-13のクラブハウスリーダーでホールアウト。
そして、結果として、最終組もここに並ぶことができず、ツアー初優勝となりました。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る

来日、12年目。ステップアップツアーとレギュラーツアーを行き来しながらの初優勝。
日本語はもちろん達者で、確か、師匠筋で、滋賀県在住だと思います。
指導を受ける島袋美幸、キャディーとして帯同する河野清子からは、以前から、「ボギーを叩いた原因を追究して、その日のうちに解消しなさい」と、繰り返しいわれたそうだ。まさに金言。
最終の上位陣。全体がこちら。
終盤は石井理緒さんの追い上げも迫力がありました。
しかし、個人的には最終組のプレーが、緩むことなく見事だったと思います。
あるあるなのですが、最終日最終組だと、1人が早々に脱落する場合が多い。
今回は最終ホールまで緊張感のあるプレー。
結果として1打は足りなかったのですが、最終組3人とも-12は2位タイでした。
優勝の本命と思っていた西郷真央さん。
私が想定していたスコア、-12までは伸ばせましたが、優勝には届かず。

また、植竹希望さんのスイングも、また、注目度が増したんじゃないかと思います。

――終わってみれば1打差。
「最後のパッティングが入っての1打差はなんともいえない。今、ショットは絶不調。それでも、この順位にいる。悔しいですが、泣くほど悔しいというわけではありません。前向きな気持ちでいます。また次週からがんばりたい」――前半からいいプレーを続けていた。
「パーオンはできていましたが、ロングパットばかりでした。バーディー合戦でショットが荒れてしまうとつらいですね。前半から伸ばしていかないとチャンスはありませんでしたね。ただ、後半はスコアを伸ばすことができた。そこは次につながる」
今季はシード選手として、良い戦いをこれからも見せてくれそうです。
さて、個人的に注目していた、スッテプアップからの昇格組です。
21T 小野祐夢 -5 ¥680,000
しっかりと、賞金とポイントを稼いでくれました。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
ルーキー勢では、32位タイが最上位。岩井千怜さんと内田ことこさんでした。
(天候:曇り 気温:18.4℃ 風速:3.8m/s)
《グリーン=スティンプ:11 1/2フィート コンパクション:25mm》
コメント