自己流ゴルファーが1年でシングルになれた8つの練習

社会人になり、仕事の関係もあり、20代後半で始めたゴルフ。
10年ほどはアベレージゴルファーで満足していました。
それで、一念発起し、上級者を目指すようになったのが40代になってから。
結果的に1年間でハンディキャップを、20.4から9.9まで縮めることができました。
そうかと言って、レッスンを受けたわけではなく、完全に自己流です。
そんな私の経験が、参考になればと思います。

スポンサードリンク

目標と意志を持つこと

どんなことを達成するにも、目標は大切で、意志が必要です。
私は、どうせ頑張るなら、シングルを目指そうと決めました。
当時は、アベレージで90台、ベストスコアは、まぐれで84でした。
ラウンドするときも、基準は、90、これより上か下かという感じです。
それでも、十分楽しくプレーはできました。


シングルを目指すとなると、目標スコアが90ではいけません。
やはり、80台そこそこ、ベストスコアは70台に乗せたいところです。
さぁ、自己流でどこまでいけるのか、挑戦が始まりました。

自己流を選んだ理由

まず、レッスンを受ける環境にある方は、通われた方が良いです。
自分の場合、それができない環境だったので、自己流にならざるを得なかったのです。
それは、時間的な制約と金銭面。
当時は定期的に通える時間がなかったですし、通うこともできないのにお金も出せなかったのです。
ですから、必然的に自己流にならざるを得ませんでした。

自己流でシングルに挑む方法

さて、自己流でいくことが決まったのですが、問題は、練習量とラウンド数です。
当時、基本的にラウンドは月に1回が良いところでした。
さすがにこれは増やさないといけない。
それでも、月に2回は行けず、結果的に年間18回でした。


加えて練習量。
これも、今までは週に1回だったのですが、これは増やしました。
それでも、週に2回です。1回あたりに打つ量は、100球から200球。
巷では、シングルになるためには、毎週コースに行き、毎日練習しなければいけないように語られますが、決してそうとも限りません。
ただし、それを補う工夫は必要だったのです。

とにかく情報を集める

そもそも、始めたのも自己流だったゴルフ。
上達したいと思っても、何をどうやれば良いのかさえわかりません。
まずは、ゴルフ雑誌やレッスン本、レッスンのホームページなどを見まくりました。(;^_^A
レッスンのメソッドというのは、本当にたくさんあります。
その中から、自分に合っていそうで、続けられそうなものを選択したのです。

生活の中でゴルフを意識する

何せ、ラウンド数や練習量も限られている。
その中で上達するためには、日常生活の中でゴルフを意識しなければなりません。
そうかと言って、ゴルフばかり考えてもいられませんよね。
いくつか、ポイントを決めて、意識するようにしました。

平衡感覚を養う

ゴルフで一番大切なのは、何だと思いますか?
それは、狙った方向と距離に球を打ち出すことです。
これは、ティーショットでも、パッティングでも変わりません。
つまり、アライメントです。
これは、十分、日常生活の中で意識できます。
私の場合、必ず意識して行ったのが、駅のホームですね。
白線が引かれていますよね?
それと、平行になるように、常に意識していました。

バランス感覚を養う

平衡感覚と同時にバランスも重要です。
ゴルフスイングの中では、必ず、右から左に体重移動がされます。
実は、これも日常生活で意識することができます。
私が利用したのは、通勤電車。


前後左右に揺れますが、体重を足の内側で受け止める意識を持ちました。
加えて、これは笑い話になるかもしれませんが、つり革を握ったり、ビールのジョッキを持つやり方も、ゴルフのグリップになりました。(笑)

シングルを目指した練習方法

シングルプレイヤーに特化したわけではありませんが、特に重点的にやった練習について書いていきます。

アライメントを確実にする

アライメントとは方向性ですね。
多くの方は、練習場のマットと平行に構えているつもりではないでしょうか?
これは例え足が並行であっても、腰や肩のラインがずれていると非常によろしくない。
つまり、オンプレーンで振れていないことになります。
こういった練習はやりすぎると、かえってスイングを乱してしまいます。
俗にいう、下手を固めるということですね。
私が練習したのは、あえて方向を変えてみることですね。
初期はクラブを置いても良いと思います。

しばらくして、アライメントスティックを購入しました。
シングルを目指す方には、必須のアイテムです。

始動をしっかりとする

静から動という動きは、存外難しいものです。
ですから、始動というのは、最も大切なスイングの要素です。
良く言われるところの、30cmは真っすぐ引く意識を持たなければなりません。
こうした動きで、いわゆる、手打ちを防ぐこともできます。

私が実践した練習方法は、テークバックのポジションに箱を置くこと。
これを押してやれば、良いことになります。

ショートスイングで芯にあてる感覚を磨く

いわゆる、坂田塾でやっているジャイロスイングです。
意識は芯に当てること、そして、インパクトゾーンを意識することです。
主に、6番や7番アイアンを使っていました。

スリークォーターショットを磨く

ショートスイングの進化版と言っても良いかもしれません。
フルスイングで気持ちよく振って当たれば、練習でも気持ち良いです。
ただし、実際のコースでそうできるかと言えば、そうでもない。
やはり、再現性が高く、球筋とスイングを安定させるためには、必須と考えました。

曲げる意識を持って打つ

実際には真っすぐに近い球が出るのですが、真っすぐ打とうとはしていません。
必ず、ドローめとか、フェードめ、どちらかを考えて練習もしました。
曲げる意識と同時に、高低の打ち分けも意識しました。
実際にいつも使うかと言えば、そうでもありません。
しかし、そういった意識を持つことは、実際のラウンドで役立ちます。

打ち放題はアプローチ練習を重点的に

打ち放題で、ドライバーばかり打っている人がいらっしゃいます。
もったいないなぁと思いました。
何となくですけど、皆さん、短いショットを練習すると、損をした気になりませんか?
そういった考えから、長いクラブを使ってしまうのかもしれません。
それでも、短いショットこそ、打ち放題のメリットがあると思います。
かなり、ティーアップしたボールをウェッジで打つ練習をしました。

ダウンブローを身に着ける

言葉は聞いていても、なかなか習得できない、ダウンブロー。
おおよそのアベレージゴルファーは、基本、ダフリが多いです。
クラブが進化したことにより、多少ダフっても、それなりの球が出ます。
しかし、シングルを目指す方は、やはり、ダウンブローを習得したいです。

私が練習したのは、こういった方法です。
まずは、ダフってないか確かめる方法。
このように、ボールの後ろ側にガムテープを置きます。
例として、球2個分くらいにしてあります。


インパクトで、このガムテープに当たるようでは、いわゆるダフっています。

では、ダウンブローを習得するには、ガムテープをどう使うか。
これは逆に、ボールの進行方向にガムテープを置きます。
打ったあとに、ガムテープがソールにくっつけば、一つの目安になります。

結構、きれいにくっつくものです。

苦手なショットはクラブに任せる

こういった練習をしていたので、何が苦手かと言えば、ドライバーでした。
やはり、欲と言うか、飛ばしたい意識が強くなるクラブです。
ですから、どうしても振りすぎてしまう。
しかし、物は考えようです。
最大で14回しか使わないこと、パー4でも350ヤード前後だったら?
200ヤードくらいを、それなりのところに打てれば、何とかなるのです。
それでも、苦手は苦手で、当時は、5角形ヘッドのドライバーを使っていました。

まとめ

さて、このようにして私は、シングルプレイヤーになりました。
そして今では、いわゆる片手シングルです。
これを読んでいる、向上心の強い方の参考となれば幸いです。

コメント

  1. ぐっさん より:

    思い立ってシングルになれるなんて凄いですね。尊敬です。
    もう少しというところだとは思うのですが、その壁を超えあぐねてます。
    参考にして壁を越えていきたいと思います。

    • 座和座和 より:

      目標だったですけど、1年でなれるとは思いませんでした。
      年末で、しかも9.9だったですから。(^▽^;)
      80の壁はありましたね。

      スコアメイクの上では、ショートゲーム。
      ぐっさんの技術があれば、リズムと集中、
      この2つがあれば、1打、2打違うと思いますよ。
      期待してます。