リシャール・ミルを新たに追加スポンサーとして加えた、ヨネックスレディス。初日から首位に立った稲見萌寧さんが、最終日まで緩むことなく今季初優勝。ヨネックス契約プロの岩井千怜さんが初の最終日、最終組。序盤落としたものの、後半5連続バーディーを奪取し、2位に入りました。
稲見萌寧、今季初優勝
徐々に調子を上げてきた稲見萌寧さんが、「お待たせしました」の今季初優勝です。
この投稿をInstagramで見る
初日を首位タイ発進した後、2日目以降は、やはり他の選手より秀でたプレー。
弾道や縦距離、スピン量など、ただ1人、質の高いプレー。
途中追いすがる選手もいましたが、並ばれることなく、素晴らしい優勝でした。
ハイライトはいくつかあったのですが、最終日終盤の16番。
難易度の高いパー3ですが、ショートサイドのガードバンカーで目玉。
これをしっかりパーとした技術力、精神力は光りました。
(天候:晴れ 気温:19.9℃ 風速:1.9m/s)
《グリーン=スティンプ:11フィート コンパクション:24mm》
ヨネックスレディス2022で頑張った選手
ヨネックスレディスで印象的だった選手を何人か挙げましょう。
上位陣、全体の結果がこちら。
2位タイ 岩井千怜
3日間とも、風向きがコロコロと変わり難しかった今大会。
初の最終日、最終組だったのですが、序盤にスコアを4つ落としてしまいます。
しかし、後半は、怒涛の5連続バーディー奪取。
終わってみれば2位タイと自己最高フィニッシュです。
1241万円とは?の話ですが、2位タイの賞金が711万円。
しかし、特別賞が大きかった。15番ベストスコア賞500万円、ベストルーキー賞30万円です。
それと、今回の2位タイで、リランキングが25位に上昇です。
加えて、JLPGAの規定で、次戦のサントリーレディスに出場できるのは大きいです。
4位タイ 菅沼菜々
菅沼さんも、途中4連続バーディーで駆け上がりました。
TOP10の常連となりつつありますが、何しろ最終日に強く、ツアーのスタッツでNo.1です。
この投稿をInstagramで見る
4位タイ 吉田優利
チップインイーグルもあり、稲見さんを追う一番手でした。
12番のOBが痛かったのですが、好調であることは間違いないと思います。
この投稿をInstagramで見る
9位 青木瀬令奈
実は最終日は裏街道スタート。
そこから最終日は66のベストスコアで9位に入りました。
リシャール・ミル契約プロの意地を見ましたね。
「きょうの目標は裏街道からトップ10に入ることと、最終日にたくさんバーディーを獲って盛り上げるということ。次週に弾みをつけて迎えられる。でも、もっとチャンスがあった。最後の方が、特に取れなかったので悔しい」
地元新潟県勢も健闘
新潟県勢では、高橋彩華、石井理緒の2選手が4位タイに入りました。
特に石井さんの気迫は凄かったですね。
コメントは対照的な2人です。
高橋彩華(4位タイ:-4)
「全然ダメです。パッティングが全然入らなかった。全然ついてないなぁーという週でした。ショットがいいわけではなく、パッティングが入るわけでもなく…。全然いいところはなかったですね。次週、かみ合うのを待ちます」
石井理緒(4位タイ:-4)
「すごく満足しています。グリーンを外さなかった。外したのは16、17番だけ。ギャラリーの皆さんに、楽しんでもらえるようなゴルフをしようと心掛けていました (ギャラリーの声が) すごく耳に入ってきました」
コメント