風光明媚な川奈で戦われる、フジサンケイレディスも今年は40回を迎えます。
昨年は稲見萌寧さんが、コースレコードを出し、逆転で優勝を飾りました。
【トーナメント概要】
✅4月22日~4月24日
✅川奈ホテルゴルフコース 富士コース
✅賞金総額 8,000万円
✅優勝賞金 1,440万円
✅出場人数 108人(予定)
✅決勝進出順位 2R終了時50位タイまで(予定)詳細はこちら👇https://t.co/vLP4w6v27C#JLPGA pic.twitter.com/izI1aiGfiY
— JLPGA_official (@JLPGA_official) April 18, 2022
2022フジサンケイレディス大会初日
絶好のコンディションにも恵まれ、初日からビッグスコアが出ました。
高橋彩華さんが、コースレコードタイの63をマークし、単独首位です。
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高橋さんがビッグスコアを出すことは、驚きではありません。
それだけ地力がある選手ですので、2日目以降の戦い方に興味が湧きます。
(天候:晴れ 気温:22.6℃ 風速:1.4m/s)
《グリーン=スティンプ:10 3/4フィート コンパクション:22mm》
2022フジサンケイレディス大会2日目
晴れた川奈にしては、2日間とも風は穏やか。
となると、ビッグスコアが2日目も出ました。
それも、意外な選手。個人的にはずっと応援していた選手です。
前日の高橋彩華さんと同じ、63のトーナメントコースレコード。
出したのは、木下彩さんです。
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思い起こせば、2019年の初頭から、ダイナミックなスイングで魅了されました。
ステップアップツアーの中国新聞ちゅーぴーで初優勝。
しかも、最終日に11個のバーディーを奪取しての、圧巻逆転でした。
しかし、高橋さんもしぶとく伸ばし、後続も追いついて差がつまった2日目です。
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(天候:晴れ 気温:20.1℃ 風速:4.3m/s)
《グリーン=スティンプ:10 3/4フィート コンパクション:22mm》
2022フジサンケイレディス大会最終日
さぁ、最終日です。最終組のペアリングは、
安田祐香、木下彩、高橋彩華
いずれもツアー初優勝を狙う選手です。
また、優勝を争う上位陣を見ても、優勝経験者は3人のみ。
最終組の1つ前、植竹希望、松森彩夏、藤田さいき
藤田さいきさんは、初日の難関17番でホールインワンを達成。
500万円を獲得し、好調を維持しています。
優勝は10度目の正直で高橋彩華
どちらにしても、高橋彩華さんが、どんなプレーをするかに注目していました。
特に、最終日は極端に自分のプレーを見失うことが多かった高橋さんです。
この試合も、1番、2番と連続ボギーという厳しいスタート。
しかし、3番、4番と連続バーディーを獲り、いつもとは違うプレー内容です。
途中は、藤田さいき、安田祐香の各選手に一時的に首位を明け渡す場面はありました。
しかし、最後まで本来の力を見せるプレーリズムは崩れませんでした。
2打差をつけ迎える、17番と18番は難関ホールです。
しかし、ここでも難なくパーオンして、パーセーブ。
念願のツアー初優勝を飾りました。
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(天候:雨 気温:17.9℃ 風速:0.6m/s)
《グリーン=スティンプ:10 3/4フィート コンパクション:22mm》
これからに期待の安田祐香と木下彩
安田祐香さんは、プロになって初めての最終日、最終組。
※アマチュア時代に2度経験。
最終日も中盤までは優勝争いに加わっていました。
しかし、中盤以降からショットが乱れ、最後は2ホールで落としてしまいました。
アマチュア時代のショットの質、飛距離からすると、まだ戻っていない。
良くなったと本人は言うものの、まだ腰への負担をかばいながらだと思います。
しかし、ここでの経験と順位は力に変えて欲しいです。
また、木下彩さんは、全国的には一気に注目を浴びることになった最終日。
残念ながら序盤にスコアを落としてしまい、優勝争いには加われませんでした。
しかし、難関17番。ドローヒッターの木下さんは、右手前ピンを狙っていった。
つまりホールインワンを狙いにいって、わずかに届かずのバーディー。
こういったところに、人並みではない、何かを感じさせてくれます。
最終の6位タイは自己最高成績です。
木下彩(6位タイ:-6)
「最終組は疲れました。ショートゲームが下手だなぁと感じました。一生懸命練習して、ショットの精度をアップして、上にいきたいです。(今日は)ドライバーが曲がってしまってどうしようもありませんでした。でも、最後まであきらめなかったのは良かった」
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コメント
国内では未勝利実力者の西郷さん、植竹さん、高橋さんが順当に初勝利、ステップでは新人が連勝、海外ではメジャーで渋野さんが健闘したと思ったら畑岡さんがぶっちぎりの優勝、とますます女子ゴルフから目が離せませんね。
そうですねぇ。確実に女子の実力は上がっていますね。世界と伍して戦っているのが分かります。一方で、国内組に限っても、どんどん若手が台頭してきていますから、連続でシードを獲るのも簡単ではなくなっていますね。