【激烈】女子ゴルフシード権争い

2022年の女子ゴルフ、JLPGAツアーも終盤戦。
第33戦マスターズGCレディースが終了し、シード権を争う選手にとっては、残りが3戦となりました。
2023シーズンへのシード権獲得争いを解説します。
また、準シードや出場できるQTも関係しますので、最後まで見逃せない戦いです。

第37戦、エリエールレディスまで、戦いの足跡を更新していきます。

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JLPGAツアーへの出場資格

一口にプロゴルフツアーへの出場と言っても、限られた人数ですので、基本的な出場資格があります。
1つは主催者推薦枠で、各大会16人から18人が標準的です。
その他がJLPGA枠となり、こちらは、多くの大会で80人から90人。
そのうち、50人がシード選手となり、残りが年末に行われるQTの順位によって決定します。
ただし、QTの順位はシーズン中に2回見直し(リランキング)が行われますので、年間を通じて、あらかじめ出場が確定しているのが、シード権となります。
シード権には複数年シードや永久シードもありますが、単年シードを基に話を進めます。
また、前提としてJLPGA正会員であること、つまりプロテストに合格していることが条件となります。

シード権はメルセデスランキング50位以内

2023年シーズンのシード権は、2022年度のメルセデスランキング50位以内と一本化されました。
昨シーズンまでは賞金ランキングが主体で、移行期間としてメルセデスランキングも並行して採用され、結果、52人のシード選手が生まれました。
メルセデスランキングに一本化された理由の1つに、各大会によって異なる賞金額の違いがあります。
また、国内の試合を欠場して海外メジャーへ参戦となると、その獲得賞金額は加算されず、不公平も生じていました。
メルセデスランキングの基となるメルセデスポイントは、3日間大会、4日間大会、国内メジャー、海外メジャーの4つのカテゴリーに分かれています。

詳しくは下記の解説記事で書いています。

2022 女子ゴルフ メルセデスランキングとポイント制
2022年のシーズンから女子ゴルフの指標が、賞金獲得額からポイント制を基本としたメルセデスランキングに完全移行されます。20-21シーズンは併用の移行期間だったのですが、ポイント制で何が変わるのか、試合毎のポイント配分テーブル、配分方法を解説しています。

シード権獲得に必要なメルセデスポイント

では、今年から一本化されたメルセデスランキングですが、シード権に必要となるメルセデスポイントはいくつになるのか?
本来であれば、昨シーズンの結果が参考になるはずですが、昨シーズンは2020-21と統合されたシーズンで、52試合が行われました。
このため実態が見えにくいということで、2021年単年のメルセデスポイントを基に、独自のランキングで試算しました。

【試算と結果】2023シード権に必要なメルセデスポイント
2022シーズンから、女子ゴルフのシード権はメルセデスポイントに一本化されました。従来の賞金シードとは違う、また、昨シーズンは20-21の統合シーズンであったこともあって、2023年のシード権獲得ラインが見えづらくなっています。試算を行ないましたので、参考指標の1つとしていただければと思います。

2021年単年で見ると、シード獲得の50位ラインは、メルセデスポイントで、457.19でした。
2022年は4日間大会の増加などでツアーの総ポイント数が増えていますので、昨年同等だったとしての目安は、469.18ポイント、安全圏としては、495.61ポイントとなりました。

第33戦終了時のシード確定選手

JLPGAツアーは、33戦終了時点で残り5試合ありますが、2試合は限られた上位選手のみの出場権。
そのため、シード権を争う選手にとっては、残りは実質3試合となります。
第33戦終了時までにシード権当確ラインに入った選手は、以下、43選手となり、残りは7枠です。

順位氏名ポイント優勝回数獲得賞金試合数
1山下 美夢有2,674.28pt3¥173,998,66628
2西郷 真央2,179.87pt5¥124,471,33320
3稲見 萌寧2,021.44pt2¥126,135,47533
4西村 優菜1,810.57pt2¥124,993,76925
5勝 みなみ1,728.25pt2¥108,915,47530
6吉田 優利1,715.01pt0¥98,303,75932
7小祝 さくら1,687.46pt2¥102,103,51732
8菅沼 菜々1,340.19pt0¥79,947,60028
9堀 琴音1,323.52pt1¥69,825,24329
10青木 瀬令奈1,202.47pt1¥69,090,11833
11高橋 彩華1,089.16pt1¥67,899,28430
12申 ジエ971.74pt0¥60,615,76121
13藤田 さいき960.66pt0¥54,612,00027
14上田 桃子940.42pt1¥58,284,64223
15森田 遥872.45pt0¥54,828,97328
16植竹 希望844.21pt1¥53,184,95729
17岩井 千怜834.97pt2¥48,351,66623
18菊地 絵理香830.40pt1¥52,970,95129
19川﨑 春花811.56pt2¥78,168,00017
20ペ ソンウ796.66pt0¥40,970,12826
21黄 アルム793.19pt0¥49,187,75027
22三ヶ島 かな739.49pt0¥38,511,12429
23佐藤 心結719.34pt0¥47,882,61833
24イ ミニョン703.51pt1¥41,320,36527
25木村 彩子701.84pt1¥74,030,26728
26大里 桃子647.63pt0¥35,632,11833
27全 美貞614.69pt0¥33,177,90430
28野澤 真央598.45pt0¥31,159,66632
29渋野 日向子595.00pt0¥01
30永井 花奈593.88pt0¥44,954,49930
31渡邉 彩香591.20pt1¥45,738,66628
32ささき しょうこ586.51pt0¥50,905,14231
33福田 真未585.72pt0¥29,898,49928
34鈴木 愛561.87pt0¥31,661,00026
35後藤 未有553.82pt0¥32,478,00032
36セキ ユウティン549.16pt1¥40,195,28422
37原 英莉花544.29pt0¥30,833,04629
38佐久間 朱莉542.04pt0¥26,562,16633
39サイ ペイイン536.01pt1¥33,464,14231
40阿部 未悠506.37pt0¥29,371,91632
41笠 りつ子501.02pt0¥33,351,97531
42テレサ・ルー499.80pt0¥27,105,78425
43尾関 彩美悠498.64pt1¥35,165,72522

この43選手の中には、ルーキーが既に7選手入っており、若い力の台頭が目立ちます。
また、続くランキングにもルーキーがおり、10名程度がシードを獲得する可能性があります。

残り3戦でのシード権ボーダーライン選手

それでは、33戦終了時、44位以下の選手とランキング、ポイントを見てみます。

順位氏名ポイント優勝回数獲得賞金試合数
44岩井 明愛484.31pt0¥27,946,50022
45穴井 詩474.25pt0¥26,337,03333
46金澤 志奈472.24pt0¥23,536,21129
47岸部 桃子451.44pt0¥23,741,20029
48桑木 志帆450.51pt0¥25,397,25032
49小倉 彩愛441.82pt0¥28,838,99933
50河本 結433.83pt0¥31,168,95033
51林 菜乃子400.63pt0¥21,279,64229
52有村 智恵382.57pt0¥25,871,89926
53川岸 史果376.44pt0¥27,823,70033
54葭葉 ルミ374.87pt0¥21,835,53333
55安田 祐香372.37pt0¥21,791,33330

ポイント的には、46位の金澤志奈さんまでが、昨年同期比レベルまで来ています。
一方でこの2試合を見ると、岩井明愛さんが富士通レディースで2位に、河本結さんがマスターズGCレディースで2位に入り、圏外から圏内に入ってきました。
残るは3戦ですが、2位のメルセデスポイントは、三菱電機レディスと伊藤園レディスで120ポイント、エリエールレディスは180ポイントです。
それを考えると、いわゆる圏外から入ってくるチャンスはまだあります。
また、優勝ということであれば、ポイントに関わらず翌年1年間の出場が確保されるので、シード権と同等の扱いです。

準シード(翌年度前半戦出場権)

上記表を55位で区切ったのには理由があります。
50位以内に入ればシード権確定ですが、51位から55位に入れば、2023年第1回リランキングまでの出場権が確保されます。
前半戦シードや準シードという言い方がされます。
この55位と56位の差は大変大きいです。
56位以下となると、来年の出場権をかけて、QTに挑むことになります。
一発勝負の側面も高いQTですので、QTに臨むことなく出場資格が得られるのは、非常に大きなことです。

メルセデスランキング70位以内も重要

もし、シード権、準シード権の55位までに入れなかった場合は、70位という順位も意味を持ちます。
何かと言えば、QTの受験回数です。
71位以下になると、QTはファーストステージから出場し、これを勝ち上がって、ファイナルQTに進むことになります。
メルセデスランキング70位以内であれば、QTはファイナルから出場と、1試合分少なくなります。
実質来季の出場権を確保できるのは、ファイナルQTで40位以内が目安ですので、何が何でもファイナルには残らなければなりません。

女子ゴルフ 終盤戦で狙いたいメルセデスランキング
2022年の女子ゴルフ、JLPGAツアーも終盤戦。生活のかかった選手がまず確保したいのは、メルセデスランキング50位以内に与えられる2023シーズンのシード権。しかし、それ以外にも来季を見据えた上では、狙いたいランキングの順位があります。

メルセデスランキング70位までの選手

第33戦終了時点でのランキング70位までの選手とポイントは以下の通りとなっています。

順位氏名ポイント優勝回数獲得賞金試合数
56古江 彩佳369.66pt1¥22,807,1423
57上野 菜々子361.26pt0¥18,245,20033
58竹田 麗央357.52pt0¥19,604,14217
59酒井 美紀354.67pt0¥21,740,21333
60岡山 絵里339.89pt0¥19,321,11831
61内田 ことこ321.16pt0¥17,645,82130
62永峰 咲希320.13pt0¥20,870,78530
63大出 瑞月319.46pt0¥22,958,68932
64竹内 美雪316.00pt0¥15,152,00031
65石川 明日香312.41pt0¥18,905,75031
66天本 ハルカ294.42pt0¥16,581,89232
67沖 せいら291.72pt0¥17,248,33329
68リ ハナ290.80pt0¥17,853,47532
69脇元 華283.02pt0¥15,882,14220
70金田 久美子282.83pt0¥18,545,42821

残りは3戦あるので、3位以内の上位入賞ともなれば、一気にポイントでシード権、準シード権ラインまで到達することは可能です。

残り2戦でのシード権ボーダーライン選手

三菱電機レディスは、シード権争いの圏外にいた金田久美子さんが劇的な優勝。
一気に200ポイントを獲得し、482.83ポイント。順位を46位に上げました。
残すところあと2戦ですが、金田久美子さんは優勝者になるため、シードと同様で、例えポイントが51位以下となっても、来季の出場権は確保されました。
いよいよ佳境となった、残り2戦、ボーダー付近以降のメルセデスランキングです。

順位氏名ポイント優勝回数獲得賞金試合数
44岩井 明愛488.85pt0¥28,336,50023
45岸部 桃子483.44pt0¥24,965,20030
46金田 久美子482.83pt1¥32,945,42822
47穴井 詩474.25pt0¥26,337,03334
48金澤 志奈472.24pt0¥23,536,21130
49小倉 彩愛458.32pt0¥29,526,99934
50川岸 史果456.44pt0¥33,023,70034
51桑木 志帆450.51pt0¥25,397,25033
52河本 結433.83pt0¥31,168,95034
53安田 祐香404.37pt0¥23,015,33331
54林 菜乃子400.63pt0¥21,279,64230
55有村 智恵382.57pt0¥25,871,89927
56葭葉 ルミ378.02pt0¥22,159,53334
57竹田 麗央370.02pt0¥20,228,14218
58古江 彩佳369.66pt1¥22,807,1423
59内田 ことこ369.66pt0¥20,245,82131
60上野 菜々子361.26pt0¥18,245,20034
61酒井 美紀357.82pt0¥22,064,21334
62岡山 絵里339.89pt0¥19,321,11832
63リ ハナ333.30pt0¥19,653,47533
64永峰 咲希320.13pt0¥20,870,78531
65大出 瑞月319.46pt0¥22,958,68933
66竹内 美雪316.00pt0¥15,152,00032
67石川 明日香314.96pt0¥19,189,75032
68沖 せいら304.22pt0¥17,872,33330
69天本 ハルカ298.96pt0¥16,971,89233
70吉本 ひかる283.85pt0¥16,887,33330

このサイトでは、独自試算に基づき、シード権確定ラインを安全圏としては、495.61ポイント、昨年同等だったとしての目安は、469.18ポイントとしています。

このため、シード権争い、残り2戦となった時点では、当確選手は43位までと変わりませんが、有力ラインは48位の金澤志奈さんまでとなります。

当確に慎重なのは、直近の3戦とも、圏外からジャンプアップしてくる選手もいたためです。
※これも、試算上、想定の範囲内です。

三菱電機レディスでは、金田久美子さんが、70位から優勝し、一気に200ポイントを獲得。メルセデスランキングも46位に浮上。いわゆるポイント制でのシードは確定ではありませんが、優勝者はシードと同等扱いになるため、「優勝シード」です。

また、ジャンプアップ選手としては、川岸史果さんが3位タイに入り80ポイントを獲得。ランキング53位の圏外から50位の圏内に入ってきました。

残り2戦でも同様のことが起きる可能性は十分にあります。

残り1戦でのシード権ボーダーライン選手

伊藤園レディスでは、山下美夢有さんが優勝し、最年少年間女王を決めました。つまり、最大の200ポイントを獲得したことになり、以下選手の獲得ポイントは少なくなります。そんな中で2位に入った岸部桃子さんは、見事にシード獲得ラインを突破。最終戦への出場権も見えてきました。

シード権争いとしては、残りはあと1戦。エリエールレディスのみとなります。
この時点で、当確は44位まで、有力が48位までと予想されます。
圏外からのジャンプアップ選手を考えると、2人から6人まで可能性があります。

順位氏名ポイント優勝回数獲得賞金試合数
45岩井 明愛488.85pt0¥28,336,50024
46金田 久美子482.83pt1¥32,945,42823
47穴井 詩474.25pt0¥26,337,03335
48金澤 志奈472.24pt0¥23,536,21131
49小倉 彩愛458.32pt0¥29,526,99935
50川岸 史果456.44pt0¥33,023,70035
51桑木 志帆455.21pt0¥25,967,25034
52河本 結433.83pt0¥31,168,95035
53上野 菜々子418.76pt0¥22,745,20035
54安田 祐香418.37pt0¥23,875,33332
55林 菜乃子400.63pt0¥21,279,64231
56有村 智恵385.67pt0¥26,286,89928
57内田 ことこ383.66pt0¥21,105,82132
58葭葉 ルミ378.02pt0¥22,159,53335
59竹田 麗央370.02pt0¥20,228,14219
60古江 彩佳369.66pt1¥22,807,1424
61酒井 美紀357.82pt0¥22,064,21335
62永峰 咲希345.13pt0¥22,100,78532
63岡山 絵里339.89pt0¥19,321,11833
64リ ハナ333.30pt0¥19,653,47534
65大出 瑞月327.21pt0¥23,658,68934
66竹内 美雪316.00pt0¥15,152,00033
67石川 明日香314.96pt0¥19,189,75033
68沖 せいら308.92pt0¥18,442,33331
69天本 ハルカ298.96pt0¥16,971,89234
70吉本 ひかる297.85pt0¥17,747,33331

確定 2023シード権

エリエールレディスが終了し、2023シーズンの単年シード権が以下の通り確定しました。

尚、渋野日向子さんがポイントではランクインしていますが、出場試合数が規定に達しておらず、2023の単年シードからは除外となるので、49選手が確定となります。

順位氏名ポイント優勝回数獲得賞金試合数
1山下 美夢有3,041.28pt4¥205,020,96732
2西郷 真央2,254.83pt5¥129,579,60724
3稲見 萌寧2,172.19pt2¥138,582,08737
4西村 優菜1,972.45pt2¥142,978,59529
5勝 みなみ1,867.00pt2¥118,776,67533
6吉田 優利1,859.14pt0¥108,264,95936
7小祝 さくら1,762.76pt2¥107,654,10336
8菅沼 菜々1,426.59pt0¥85,682,64932
9堀 琴音1,341.42pt1¥72,114,29233
10藤田 さいき1,312.61pt1¥77,598,58631
11青木 瀬令奈1,216.86pt1¥70,335,49937
12上田 桃子1,201.04pt1¥79,957,94327
13高橋 彩華1,101.16pt1¥69,510,59634
14川﨑 春花1,041.56pt2¥91,458,00020
15菊地 絵理香1,022.95pt1¥64,182,26333
16申 ジエ977.76pt0¥61,760,67223
17岩井 千怜935.65pt2¥53,794,55527
18森田 遥934.58pt0¥60,255,55931
19植竹 希望857.82pt1¥55,223,23133
20ペ ソンウ847.34pt0¥44,098,03930
21黄 アルム841.44pt0¥53,264,36229
22永井 花奈822.13pt0¥73,717,82434
23鈴木 愛808.31pt0¥45,168,31130
24三ヶ島 かな777.93pt0¥41,770,43533
25イ ミニョン761.39pt1¥46,059,25429
26木村 彩子760.17pt1¥76,910,17832
27佐藤 心結731.71pt0¥49,871,50737
28野澤 真央720.36pt0¥39,473,80336
29佐久間 朱莉689.59pt0¥36,488,77837
30大里 桃子689.09pt0¥38,432,02937
31原 英莉花662.29pt0¥36,207,04632
32渋野 日向子639.39pt0¥2,421,3813
33全 美貞637.59pt0¥35,042,95333
34福田 真未631.24pt0¥32,449,88031
35セキ ユウティン628.91pt1¥45,641,89625
36後藤 未有620.01pt0¥37,441,31136
37渡邉 彩香617.95pt1¥48,546,94032
38ささき しょうこ611.47pt0¥53,715,41635
39岸部 桃子603.44pt0¥33,765,20032
40岩井 明愛576.97pt0¥32,961,50025
41尾関 彩美悠546.54pt1¥37,545,72525
42サイ ペイイン545.31pt1¥34,849,19133
43笠 りつ子540.72pt0¥35,465,97534
44阿部 未悠522.92pt0¥30,515,91635
45川岸 史果520.19pt0¥35,273,70036
46テレサ・ルー508.80pt0¥27,657,78428
47金田 久美子482.83pt1¥32,945,42824
48穴井 詩480.70pt0¥26,887,03336
49金澤 志奈472.24pt0¥23,536,21132
50小倉 彩愛458.32pt0¥29,526,99936

50位と51位の差は、わずか、3.11ポイントでした。
特に金澤志奈、小倉彩愛の2選手はエリエールレディスを予選落ち。
他の選手の動向次第ではシード圏内から陥落の位置でしたが、何とかシード権を獲得しました。

2023準シード(第1回リランキングまでの前半戦出場権)

メルセデスランキング51位から55位の以下選手は、前半戦シード(第1回リランキングまでの出場権)が確定しました。

順位氏名ポイント優勝回数獲得賞金試合数
51桑木 志帆455.21pt0¥25,967,25035
52河本 結440.28pt0¥31,718,95036
53安田 祐香423.77pt0¥24,355,33333
54リ ハナ421.42pt0¥24,278,47535
55上野 菜々子418.76pt0¥22,745,20036

ここでは、リハナさんがエリエールレディス4位タイで88.13ポイントを獲得し、圏外の64位から一気に54位までジャンプアップしました。

この結果、エリエールレディス前まで、55位だった林菜乃子さんが押し出される形となり、前半戦出場権が獲得できず、ファイナルQTに臨むこととなります。

尚、この前半戦シードは、ステップアップツアー年間賞金ランキング上位2選手にも与えられます。

こちらは、京都レディースの結果をもって、以下2選手に決定しています。

順位氏名金額優勝回数試合数
1櫻井 心那¥25,114,100516
2宮澤 美咲¥14,682,200116

ファイナルQTからの出場権

ランキング確定により、以下、56位から70位の選手はQTに出場するのですが、ファーストステージを免除され、ファイナルステージから出場する権利を得ました。

2022年のシード選手は、ランキングに関わらず、ファイナルから出場できます。

順位氏名ポイント優勝回数獲得賞金試合数
56林 菜乃子400.63pt0¥21,279,64232
57竹田 麗央399.65pt0¥21,298,14220
58大出 瑞月390.96pt0¥25,908,68935
59葭葉 ルミ388.52pt0¥22,859,53336
60有村 智恵385.67pt0¥26,286,89929
61内田 ことこ383.66pt0¥21,105,82133
62古江 彩佳369.66pt1¥22,807,1424
63酒井 美紀368.32pt0¥22,764,21336
64岡山 絵里362.39pt0¥20,241,11834
65永峰 咲希345.13pt0¥22,100,78533
66石川 明日香322.61pt0¥19,809,75034
67竹内 美雪316.00pt0¥15,152,00034
68吉本 ひかる311.73pt0¥18,537,33332
69沖 せいら308.92pt0¥18,442,33332
70天本 ハルカ303.61pt0¥17,401,89235

この中には古江彩佳さんがいますが、アメリカを主戦場とするため、QTには出場しない見込みです。

そして、永峰咲希さんは、来季シード権を喪失しましたが、2020年の日本女子プロゴルフ選手権優勝により、3年シードを保有していますので、来年からこの権利を行使すると思われます。

また、以下、ステップアップツアーの賞金ランキング3位から10位と優勝選手も、QTはファイナルから受験可能な権利を持っています。

順位氏名金額優勝回数試合数
3篠崎 愛¥11,575,380115
4西山 ゆかり¥10,036,000010
5新海 美優¥8,422,900113
6脇元 華¥7,697,86617
7大林 奈央¥7,540,000114
8フェービー・ヤオ¥7,398,964112
9川﨑 春花¥7,116,00015
10薮田 梨花¥7,088,000017
18平井 亜実¥5,107,714116
20O.サタヤ¥4,940,666112
25桑山 紗月¥4,386,00019
28保坂 真由¥4,128,000113
29新垣 比菜¥3,700,00012

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