勘違いあるある 3本持って走る

今回のテーマ、これは、勘違いと言って良いのかどうか。
それでも、自分がコースデビューにあたっては、強く言われた言葉です。
コースデビューする私が接待する側で、しかも幹事という状況。
良く訳もわからない中でのラウンドでした。詳細は「座和のゴルフ遍歴」で書いています。

座和のゴルフ遍歴 コースデビュー!
誰もが緊張と期待の中で始まる、コースデビュー。自分の場合は、1週間前にラウンドデビューが決定。しかも接待ゴルフでコンペの幹事役も兼ねるという特殊なデビューでした。それでも、ゴルフの楽しさえお実感することができました。これを機会として徐々にゴルフにのめりこんでいきます。

とにかく走れ!?

まずは、初心者でしたから、何より、「他のプレイヤーに迷惑をかけないが命題」でした。
そのためには、いくつかの方法があるのですけど、急にゴルフは上手くなりません。
今でも印象に残っているのが、

「クラブを3本持って走れ」でした。

つまり、ティーショットを打ったあとは、3本のクラブを持って、セカンド地点まで走る。
下手くそで、大抵の場合はセカンドオナーでしたから、3W、5I、7Iなどを持って走りました。
また、距離が短いときは、7I、9I、PWとかでした。
今、思うと、必ずしも3本でなくても良いのですけど。(;^_^A
でも、今回は、これが本題ではありません。

そもそも走ることは良いことなのか?

プレースピードで迷惑をかけないという意味では、時には、走ることもあるでしょう。
しかし、ゴルフスイングにとっては、呼吸を整えることが大切なのですね。
息が上がった状態だと、普通に打ったつもりでも、ミスショットの確率は高いです。
そういった意味からは、走ることは極力避けたいです。ミスがミスを呼ぶ状態ですね。

なるほど。思い当たるなぁ。

接待する立場からすると、走っている姿が好感を呼ぶという要素もあったかもしれません。
しかし、これは、ゴルフそのものには関係ないですね。

クラブは複数本持つ習慣は大切

とは言え、プレーが遅くなってはいけません。
カートから離れている場合は、2本か3本は持っていくことが必要です。
以前は無かった距離計測器というものも一般化しました。
残り距離の目安がだいたいは分かるので、少なくともカートを往復することは避けたいです。

プレースピードをどこで短縮するか

早ければ良いというものではないのですけど、プレーはスマートに行きたいもの。
そのためには、打数を少なくする=上手くなるというのも1つの道です。
ただし、それが唯一ではありません。何が大切かと言えば、

無駄な時間をなくすことですね。

そのためには、次の準備をする必要があります。
準備は2つあると思っています。

 

必要な2つの準備

私が考える、2つの準備は、以下の点です。

判断の準備
行動の準備

判断の準備とは、番手選びや、次にどのくらいの位置にどんなボールを打つかです。
これは、例えば、パッティングにも当てはまります。
グリーンに行く前に、オンした時点で、ある程度は読みも事前にできます。
グリーンに行ってから、せーので初めて読み始めるのは遅いと思います。

行動の準備で最も大切にしたい点は、早く、リズム良く歩くことです。
タイガーが全盛期の頃、もちろん上手かったのですが、何しろ歩く姿が良かった。
姿勢や早さなど、次のショットに向かうまでの間合いが良かったです。
また、その間、しっかりと、次のショットに向かう準備をしていたのですね。
トッププロでも、大抵の場合は、このスピードはしっかりしている。
これは、是非ともアマチュアも参考にしたいところです。

まとめ

やはり、目指すのは、プレーファーストであり、プレースマートかなと思います。
何だか書いてきたものだけ読むと、黙々とプレーするように取られるかもしれません。
しかし、本意は逆で、スマートなプレーを心掛けることで、有意義な時間を生み出せるのです。

それは、同伴プレイヤーとの会話かもしれません。
また、風景や自然を楽しんだり、最近では写真を撮ったりすることもできます。
いずれにしても、目指すのは、プレースマートだと思います。

ALBAでは、コースデビューのアンケートも取っていますので、ご参考まで。

ゴルフデビュー時のスコアはどうだった!? 5割以上が「111〜150」
ゴルフデビュー時のスコアはどうだった!? 5割以上が「111〜150」

今から始める人に、「とにかく3本持って走れ」って言ったら、やる気も無くしますよね。

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